酒飲みの人は注意! 「酒場で人の噂・悪口を言っているとなぜか本人が来てしまう」説

写真はイメージです

居酒屋でもバーでも、人の噂を肴にしてしまう事ってありませんか。それで場が盛り上がるのが、世の常。そして、往々にしてその人の噂をしていると当の本人がその店に入って聞くる事ってありませんか。

「僕の中ではかなりの確率――60~70%の割合で、噂をしている本人が入ってくると思われます。これは、酒飲みの間では何となく通説となっているようです」(都内在住50代会社役員)

ですから噂や悪口で盛り上がっている場合、店の人や仲間が「噂をしているとその人が来るんだよな」などと、注意を即して黙るというケースがまま見られます。この都市伝説は密かに街の酒場で広がっていると思われます。それにしても、なぜこのような現象が起こるのでしょうか。噂されている本人をAさんとしておきます。その酒場には、元々Aさんも来るという前提にしておきます。

・東京や大阪などの大都市でも、大体、行きつけの店がある。まして地方都市では飲み人が行く店は限られる。

・Aさんとそこで知り合った場合、当然再来店する可能性が生じる。

・Aさんの噂で盛り上がっている。盛り上がると時間が経つのを忘れる。さらに人が加われば噂している時間が長引く。

・Aさんが入店する可能性が大きくなる。

というメカニズムが存在していると思われます。曜日や時間もある程度、関係あるとみた上で調子に乗って噂していると、この「酒場の法則」は容赦なく襲い掛かってきます。そういう時にこそ、当人が現れます。ゲームの名作「ファイナルファンタジー6」では登場人物のこういうセリフが出てきます。

「今思っている事の逆が正解だ」

大丈夫だと思っている事自体、酒場では間違いが生じます。噂もある程度にしておきましょう。(文◎編集部)

© TABLO