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24日、イオングループが接客時の「マスク着用原則禁止」を従業員に通達したことが、ネットニュースによって報じられました。
マスクをしていると表情が分かりにくく「声が聞こえづらい」といった客からの声があった事に加え、風邪や体調不良だと相手に思わせて不安を抱かせてしまうといった理由から、2019年12月中旬にマスクを原則禁止にする方針となったようです。
とはいえ、食品売り場で接客する従業員や、実際に風邪や花粉症などでマスクが必要な場合は着用が可能とのことでした。
しかし、そのような状態であってもマスク着用には「上司の許可」が必要であり、また一部店舗ではマスクの代わりにクレベリンなどの除菌剤を「従業員が自費」で購入するよう勧めているとのことです。
実際に従業員からも不満の声が上がっているようですが、このことがネットニュースで報じられるとネット上でも非難の声が殺到しました。Twitterなどでは、「従業員の体調を守って気持ち良く働かせてほしい。マスク着用禁止とか馬鹿げてる」といった声をはじめ、
「個人的にはマスクしてる店員の方が今の時期は安心できる。マスク禁止するような店舗には行きたくない」
「中小の店舗ですら、“インフルエンザの流行に伴い、従業員がマスクを着用しております。ご協力とご理解をよろしくお願い致します”って書いてあるぞ…。それに逆行するのが大企業であるイオン。マスク着用禁止発令」
「イオンの接客時のマスク着用禁止ってアホだろ。そこは店舗あげて“マスクのご理解を〜”って客側に啓蒙すべきでしょ。こんな少数のバカげたクレームのために従業員苦しめるとかアホでしょ」
「客側が無防備な咳やくしゃみ等で菌を撒き散らす中、店員側で予防させてもらえないならせめて除菌剤などは自費で購入させるのではなく店側から配布するべきものでは？ イオンと言う企業のモラルが疑われる案件」
「普通に考えて食品扱うんだからむしろマスク絶対ぐらいの方がいいでしょ。不意に出るくしゃみとかを受けた手とかで触られたくないし。表情が見えないとかいってるのどこの誰だよ笑 9割型従業員の表情なんか見てないって笑 改善するところもっとあるだろ」
といった声が寄せられています。
イオン側の「従業員のマスク着用に客から不満の声が寄せられている」といった主張とは裏腹に、ネット上では客の立場からしても「従業員もマスクしていてほしい」といった声が多く見受けられ、まさに本末転倒な事態となっているようでした。（文◎絹田たぬき）
