私だけが知っている 逮捕された秋元司議員はこんな人 小泉進次郎にライバル意識を持っていた

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自民党の秋元司衆議院議員が収賄容疑で12月25日に逮捕されました。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)への日本参入を目指す中国企業に便宜を図る見返りに現金数百万円を受け取った収賄容疑で東京地検特捜部の家宅捜査が事務所に入っていましたから、逮捕は時間の問題と言われていました。

今年に入ってから、様々な疑惑に名前が出て週刊誌で報じられてきた結末が逮捕となりました。

国土交通副大臣、復興副大臣、防衛大臣政務官、衆議院内閣委員等を歴任したにもかかわらず、今回の内閣で閣僚に入っていなかったので何かあると筆者は危惧していましたが、予想が的中してしまいました。内閣府副大臣IR担当も務めた秋元司議員をカジノ法案可決の際に、テレビニュース等で知った方も多いかもしれません。

筆者が知る秋元司衆議院議員の素顔をお伝えしたいと思います。筆者は、15年くらい前から、秋元司議員と面識がありました。義理堅く、フットワーク軽く、腰の低い方でしたので、有権者のみならず、多くの人を魅了したことでしょう。

秋元議員は、選挙区の東京15区(江東区)です。同区には、二世議員の柿沢未途議員が同世代でいました。小林興起議員の学生秘書出身の秋元司議員とは、経歴も人柄も対称的です。

政治ジャーナリストと赤坂見附の居酒屋で飲んでいた時に、政治ジャーナリストが秋元司議員を呼び出して、紹介されたのが初対面でした。小林興起議員の秘書を経て、2004年に比例区第二位で参議院議員に当選した頃です。

「これからは、我々の世代の時代ですね。頑張りましょう」

とポジティブ発言が嫌味にならない方でした。

「衆議院議員若手トップは、小泉進次郎、参議院議員若手トップは、秋元司です」

というキャッチコピーを当時は挨拶で使っていました。

そして、私が社外取締役をしていた会社が居抜きで居酒屋を営業した際に、秋元司議員は、多忙の中、乾杯の挨拶に来て下さいました。

「この店で語り、楽しく飲んで、明るい明日を作っていきましょう」というような挨拶を野島の友人としてして下さったのが印象的でした。

「国会議員もテレビに出るときは、プロダクションに入っていないと都合よく使われてしまうリスクがあるんです」

民主党政権時代に議席を失って、衆議院議員として、国会に復帰した秋元衆議院議員。昼食勉強会の参加者も豪華でした。APAホテルの元谷御夫妻が、息子のように秋元議員を可愛がっていらっしゃいました。秋元司議員の派閥のパーティに行くと、交際発覚前、当時衆議院議員の宮崎謙介、金子恵美氏と面識を持つことになりました。

共通の知人の結婚式でお会いしたのが秋元議員とお会いした最後かもしれません。

「あれっ? なんでいるの?」

と気さくな方でした。閣僚になっても高飛車にならない腰の低さがありました。

「このたびは、このような事態となりお騒がせしておりますことを、おわび申し上げます。しかし、私は、不正には一切関与しておりません。そのことは、引き続き主張してまいります」とのTwitter投稿を残して逮捕された秋元司議員。今後の展開から目を離せません。(文◎野島茂朗)