WOWOWプライムでは、2020年2月23日に「ドラマW 父と息子の地下アイドル」（午後10：00）を放送する。
同作は、新人脚本家の育成を目的に創設した「WOWOW新人シナリオ大賞」の2018年度受賞作を松重豊、井之脇海、若月佑美、芋生悠、加藤小夏らの出演でドラマ化したもので、地下アイドルグループ「オトメがたり」を、事故で植物状態になってしまった息子の代わりにプロデュースする、高校教師・千堂真澄（松重）の奮闘を描く。
松重は「台本の中に詰め込まれている一つ一つの言葉を大事にしつつ、演じる側の僕らがより良くできる部分は行間などで表現していきたいなと思います。ベテランの作家にない面白さを僕らが拾っていければ」と意気込み、「地下アイドルについては、実際にどういう空気感でやられているものなのか分からないので、地下アイドルというものに新鮮に驚いて、なおかつ、自分自身が動かされていくところまで面白く感じてみようと思います」と楽しみにしている。
また、松重とは初共演となる息子役の井之脇は「初めてお会いした時、とても物腰の柔らかいすてきな方だと感じました。お芝居を一緒にさせていただくのは初めてなので、先輩に負けないように頑張りたいと思います」と話す。そして、地下アイドル「オトメがたり」のメンバー・椎奈役の元乃木坂46・若月は「元アイドルという肩書きは誇りでもあり、時には壁として現れてしまったりもするのですが、今回は逆に元アイドルという部分が生かせる役なので、説得力とリアルさが良い方に出るように頑張りたいと思います」と熱演を誓っている。
