s**t kingzがゆりやん初主演ミュージカルドラマを振り付け!

テレビ朝日で2020年1月2日に放送する、ゆりやんレトリィバァの初主演ミュージカルドラマ「ハゲしわしわときどき恋」(午後11:40、関東ローカル)で、世界的パフォーマンスグループ・s**t kingz(シットキングス)のNOPPOとOguriがコレオグラフィー(振り付け)を担当することが分かった。

本ドラマは、“人は、いくつになっても恋をする”をテーマに、71歳にして高校時代の初恋の相手と再会した主人公・マチコ(18歳=ゆりやんレトリィバァ/71歳=草村礼子)の恋を描く、超絶ピュアなラブストーリー。50年の時を超え、“高校最後の恋”と“人生最後の恋”が大胆に交錯していく物語で、日本の地上波ドラマとしては前代未聞のミュージカル仕立てとなっている。また、s**t kingzがドラマ作品で振り付けを手掛けるのは初めてのこととなる。

「世界でいちばん熱い夏」(PRINCESS PRINCESS)をはじめとする、70~80年代を彩った名曲の数々に乗せて、ゆりやん、佐藤寛太、加藤諒、島崎遥香ら若い世代はもちろん、草村、斉木しげる、春海四方らベテランキャストたちまでキレッキレ(!?)のダンスを披露。ミュージカルシーンは、ほぼ“ワンカット長回し”で撮影しており、まるで最前列でミュージカルのステージを見ているような、臨場感あふれる映像が展開していく。

s**t kingzは日本ダンス界をけん引し、世界からも熱い注目を浴びる存在だけに業界内のファンも多く、ゆりやんをはじめとするキャスト陣は今回のコラボに大興奮。もともと高い身体能力を誇り、ダンスに打ち込んだ経験もあるゆりやんは「s**t kingzさんというスゴイ方々に振り付けしていただいて感激でした! 小道具を使って気持ちを表現したり、曲に合わせて感情が動いていくかのような、すごくすてきなダンスなんです」と、この出会いに感謝。

ゆりやんの初恋の相手“海野クン”を演じる佐藤も「スゴイなと思ってずーっと見ていた人だったので、まさかこういった形でご指導願える日が来るとは思っておらず、子どもがヒーローに会うような気分で…正直、キレイな女優さんに会うよりも、テンションが上がりました(笑)」と喜びを隠し切れない様子。そして、高校時代からs**t kingzの大ファンだったという加藤も「憧れの方々とお稽古することができて本当にうれしかったです。今まで頑張ってきてよかったなぁと、しみじみ思いました」とうれしさをにじませた。

今回、初めてドラマ作品の振り付けを手掛けたNOPPOは「脚本を読ませていただいた時点で、“ここが面白かったよね!”“このシーンもよかった!”みたいに2人で盛り上がってしまい、二つ返事でお引き受けしました」と作品の世界観が気に入ってオファーを受けたことを告白。また「物語の流れやキャラクターの思いを頭に入れながら、皆さんの心に残りそうなダンスを作りましたが、それぞれのキャラクターが立っていたので、振り付けも考えやすかったです。ダンスを覚えるのも早くて、予定していたリハーサル時間よりも1時間ぐらい早く終わったほどでした。本当に皆さん、プロフェッショナルだなと感心しました」と並々ならぬ熱量でダンスに打ち込んだキャストたちを大絶賛した。

Oguriも「ミュージカルはもともと大好きだったのでやってみたいとはずっと思っていたのですが、いきなりこんな面白い作品に携わることができるなんて…! 劇中で流れる音楽を聴いていたら、単純に好きになっちゃったこともありますが(笑)、テンションが上がるような楽しい振りにしました。キャストの皆さんが踊る姿を拝見していたら、ダンスに演技とキャラが乗っかって、自分たちだけで考えていた時には見えなかったものが、さらにプラスアルファされていて感動しました。ぜひ多くの皆さんに楽しんでいただければうれしいです」とアピールした。

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