絶対に1匹釣らせたい!初心者と釣りに行く時に使えるワーム釣り防波堤ポイント5選 「ワーム釣りをやってみたいから教えて欲しい」釣り人であれば頼まれることの多いこの依頼。絶対釣れる方法は無いとわかっていながらも、初めての人にはどうしても1匹釣って帰ってもらいたいもの。今回はそんな時にチェックするべき防波堤のポイントをご紹介します。

とある日のこと

こんにちは。アナハゼティです。早速ですが、今とてもピンチです。

というのも先日、お得意先の社長と話をしていると……

なーんてことになりまして。

釣りをする人であれば、何度か経験のある話だと思います。

釣りは自然を相手にする以上、確実に釣れるということはありません。

しかし、せっかく声を掛けてくれた手前、絶対に1匹は釣らせて気持ち良く帰ってもらいたい……!

今回はそんな悩める人へ、防波堤で狙うべきワーム釣りポイントをご紹介します。

絶対に釣らせなければ…………

この社長に!!!!

①ヘチを狙う

まずは基本中の基本、ヘチ(壁際)を狙ってみましょう。

釣りを始めたばかりの頃に一番萎えてしまうのは、根掛かりによる仕掛けのロストではないでしょうか?

ヘチ釣りであれば真下に落とすだけなので、その心配も少ないですし、

まだキャストが出来ない人でも狙うことが出来ます。

海がクリアな日は、魚がワームに興味を示す様を観察出来たりするので、非常に楽しんでもらえます!

狙うポイントは、貝や海藻などがたくさん生えていて魚の隠れ場が多そうな場所。

上からゆっくりワームを落として、何回かフォールを繰り返し探っていきましょう。

あと、同じ防波堤でも足場の下が空洞になっていて海が続いているものがあります。

そんな場所にも魚が隠れていることが多いのでオススメです!

②穴を狙う

ヘチを探ったら、今度は岩などの隙間に出来た穴を探ってみましょう!

ヘチ釣りに比べ根掛かりは増えるかもしれませんが、穴に入れるだけで簡単ですし、

魚の居る居ないがはっきりしているので、時間がかかりません。

このように防波堤からワームを落とせる場所で大丈夫!

「こんな浅くて小さい穴に魚なんているの?」と始めての方は思うでしょうが問題ありません。

魚は予想以上に小さい穴でも入り込んで住処にしているので、こんな大物だって潜んでいます!

穴に入れた途端にドンとくるアタリはいつになってもワクワクしますよね。

③消波ブロックを狙う

上記の穴釣りと似ていますが、潮通りが良く、狙える穴が多くあるので同様にオススメポイントです。

エサ釣りの印象が強いですが、ワームにも食ってくるような大型のソイなども住処にしています。

ヘチ同様、真下に落として何度かフォールしてみましょう!

注意して欲しいのは、消波ブロックの上に乗ったり、天候の悪い時に行くのは大変危険です!

同席する人の安全に十分配慮して、足場のしっかりとした所から狙ってくださいね!

④魚群を狙う

ヘチや穴にいるようなロックフィッシュを狙ったら今度は青物の魚群を追ってみましょう!

外洋側が荒れている時に内湾に避難してきていたり、夜の街灯に餌を求めて集まってきています。

魚群をよく見かける防波堤を自分の中でいくつか覚えておくと良いかもしれません。

サビキのイメージが強いサバやイワシなどの青物ですが、

小型のワームをダートさせていたりすると、以外にも積極的に口を使ってきてくれます。

一度パターンを掴んでしまえばもう大漁間違いなし!食べても美味しいので初心者を一気に魅了出来ますよ!

⑤スロープを狙う

スロープとは、船を出す為に海に向かって斜めに道が整備されている場所のこと

最後にはスロープを攻めてみましょう。

キャストする必要があったり、ロストが多かったりと少々難しい所がありますが、

大型の魚も狙える熱いポイントです。

狙うポイントはスロープが終わってブレイク(落ち込み)になっている場所や、

ホンダワラなどの海藻が群生している場所です。

ここにロックフィッシュが隠れていることが多いので、

軽いジグヘッドで海藻に引っかからないようにしつつ攻めてみましょう!

スロープ周辺は苔などが残っているため、非常に滑りやすいです。

滑って濡れて萎えてしまうのは、初心者も経験者も同じですね。

水面から少し距離をとって、濡れていない場所からキャストするようにしましょう。

そして……

「釣れたァーー!!」

やったぜ! 商談大成功!

ぜひ皆さんも、近くでワーム釣りを始めてみたい人がいたらこのポイントを参考にしてみてください。

普段ガッツリ釣りをしている人も初心に戻って、このような釣りをしてみるのも面白いですよ!

それではまた!

© 株式会社スペースキー