【2019年版】元釣具屋が厳選!ダイワ&シマノから選ぶおすすめアジングリール 元釣具屋のTSURI HACKライターが、ダイワ&シマノからおすすめアジングリールを厳選。よく受けた質問のQ&Aや選び方にもお答えしています。アジングリール選びは、この記事を見ればバッチリ!

アジングリール選びでよく受けた質問のQ&A

アジングでは、ルアーを超繊細に操作できるリール選びを気にされるアングラーも多いのではないでしょうか?

本記事では、「アジングをこれから始めたい」「リールを買い替えたい」そんな方に向けて、元釣具屋のTSURI HACKライターがアジングリールを詳しく解説します。

まずは、釣具屋時代アジングリール選びでよく受けた質問にお答えしていきます。

高いリールの良さとは?

高いリールの良さは、ずばり「巻き心地と自重の軽さ」です。

アジングのように超繊細な釣りでは、ハンドルを回した巻き心地の軽さと、リール自体の自重の軽さが、アタリの取りやすさやルアーの操作しやすさに直結します。

また、細糸を使うため「ドラグ性能」や「トラブルレス性能」も注目したい点。この2点も総じて高いリールの方が優れているため、ストレスなく釣りができるでしょう。

リールの自重の差ってそんなにある?

リールは同じ大きさでも、使用されている素材等によって自重が違います。実際に持ち比べただけであれば、重たいけれどもそんなに不都合は感じない印象だと思います。

しかし、例えば50グラムの差があるとすれば、その分余計な力を入れて釣りをしている状態……。 僅かと言えど繊細なアジングゲームでは軽いリールの方がオススメです。

アジングのリールはメバリングにも使える?

アジングのリールはメバリングでも十分使えます。アジング・メバリングともに使用するリールサイズに大きな差はないので、共通して使うことを考えて問題ありません。

それぞれの釣りで使用するラインを変えるのであれば、替えスプールを購入して付け替えすると便利です。

アジングリールの選び方と注意点

ここではアジングリールの選び方と注意点をまとめました。以下を目安に選ぶことで、失敗の無いアジングリール選びができます。

買ってから後悔しないために、ぜひ参考にしてみてください。

Point①:サイズ

サイズは、1000~2000番がベター。このサイズがロッドとのバランス、ハンドルの大きさ等を考えた時にアジングで使いやすいです。

もし軽量なショートアジングロッドを使う場合には、500番を選ぶのもおすすめです。

Point②:ギア比

速く巻き取りたいのであればハイギア、安定した巻き取りをしたいのであればパワーギア、中間的ならノーマルギアがおすすめです。

アジングリールのギア比に関しては、自分の好みで決めて問題ありません。

Point③:スプール

スプールは絶対に浅溝を選んでください。

アジングでは1号に満たない細いラインを使用することがほとんどです。深溝スプールでは下巻きが必要で、余分な手間が増えてしまいます。

元釣具屋が厳選!価格帯別おすすめアジングリール

ここからは元釣具屋のTSURI HACKライターが、ダイワ&シマノからおすすめのアジングリールをピックアップして価格帯別にご紹介!

迷った時にはこの中から選べば間違いなしです。

コスパ重視!1万円以下のアジングリール

▼ダイワ レガリス LT1000S

レガリスLTは、ダイワの大人気エントリーモデル。このシリーズからは、一番サイズが小さく自重の軽いLT1000Sをピックアップしました。

ダイワのスピニングリール新基準「LTコンセプト」を搭載しながら、実売価格は7,000円程度とお手頃です。

▼ダイワ リーガル PE付 2004H

最初からPE0.4号が100メートル巻いてあるリールです。ラインが巻いてあるにも関わらず、実売価格は5,000円程度と超お手頃。

サイズはシリーズで一番小さな2004Hがおすすめ。

自重の重さが少しネックですが、アジングにチャレンジするならうってつけのリールです。

▼シマノ ネクサーブ C2000S

飾り穴加工が施された「AR-Cスプール」や、高輝度塗装・メッキパーツの使用で、安さを感じないシマノのエントリーモデルです。

このシリーズからはC2000Sをピックアップ。一番小さな1000番は深溝なので注意してください。

価格と性能のバランス◎!ミドルクラスリール

▼ダイワ バリスティック LT2000SS-P

ミドルクラスリールの中で、ひときわ軽さが目立つダイワのバリスティック。

「マシンカットタフデジギア」や「ZAION製エアローター」の搭載で、安心の強度を保ちつつ軽量化を実現。FWモデルとは違い、本モデルはソルト対応でマグシールドを搭載しています。

LT2000SS-Pはパワーギアで安定した巻きがしやすい特徴があります。

▼シマノ ソアレ CI4+ 500S

軽量ショートアジングロッドと組み合わせるなら、ソアレ CI4+ 500Sがおすすめ。シマノスピニングリールで最も小さな500番サイズは、スプールからガイドへの放出抵抗を抑え、トラブル抑制や飛距離アップに貢献してくれます。

一般的な長さのアジングロッドと合わせるのであれば、「C2000SS PG」もおすすめです。

▼シマノ ストラディック C2000S

ストラディックは、上位機種に搭載されている機能を踏襲しているのが特徴です。「マイクロモジュールギアⅡ」「サイレントドライブ」の搭載で巻き心地を高め、「ロングストロークAR-Cスプール」でキャスト後半の飛距離ダウンを防ぎます。

どのようなアジングロッドとも合わせやすいC2000Sを、このシリーズからはおすすめします。

アジングを極めるならコレ!ハイエンドモデル

▼ダイワ イグジスト FC LT1000S-P

イグジストはダイワスピニングリールの最高峰モデル。アジングにはオリジナルモデルよりさらに軽量設計ボディが採用された「FC(フィネスカスタムモデル)」がおすすめ。

一番小さなサイズの「LT1000S-P」を筆頭に、「LT2000S-P」や「LT2000S-H」をギア比の好みで選んでみると良いでしょう。

▼シマノ ステラ 1000SSSPG

誰もが一度は使ってみたい、シマノ最高峰スピニングのステラ。シマノの持つ技術を駆使して生み出された滑らかな巻き心地は、一度体験してしまうと他のリールに戻れないほどの高い満足感を得られるでしょう。

SSS(スペシャルシャロースプール仕様)の1000SSSPGで、究極とも言える巻き心地を体験してみてはいかがでしょうか。

▼シマノ ヴァンキッシュ 1000SSSPG

自重の軽さを追求するならヴァンキッシュ。1000SSSPGは、1000番・C2000番クラスで初の140グラムの自重を実現しています。

もちろんただ軽いだけでなく、耐久性も高レベル!

どんな小さなアジのアタリも見逃したくないなら、本モデルを選んでみてください。

徹底的にこだわりたいアジングリール選び!

アジングのように超繊細な釣りになるほど、道具選びが釣果に与える影響は大きいです。リール選びの知識に自信が無い方も、本記事でご紹介した選び方やおすすめ製品を参考にすれば、失敗の無いアジングリール選びができます。

間違いないこだわりの1台に行き着くため、本記事をぜひ参考にしてみてください。

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