鹿島アントラーズ、2020新ユニフォームを発表!史上初の「サッシュ」が登場

鹿島アントラーズとキットサプライヤーのNikeは25日、2020年シーズンの明治安田生命J1リーグで使用する新しいユニフォームを発表した。23日には一足早くアウェイユニフォームを発表しているので、合わせてお届けしたい。

2019年シーズンは鈴木優磨、安部裕葵といった主力が流出するもリーグ戦、カップ戦でタイトル争いを繰り広げた。最終的にリーグは3位に終わるもACL出場権を獲得。そして天皇杯は決勝進出を決めている。

Kashima Antlers 2020 Nike Home

新ホームユニフォームは、ベースカラーに濃淡異なる2色のディープレッドを採用し、「伝統と革新」を表現。そこに鹿の角とクラブエンブレムに刻まれる“ライジングA”からインスパイアされたサッシュ(懸章)を走らせる。クラブ史上初となるサッシュは、一般的には“たすき掛け”とも呼ばれるデザインだ。

クラブの第一次黄金期(1996-1998)、第二次黄金期(2000-2002)、第三次黄金期(2007-2009)のユニフォームデザインやカラーブロックのインスピレーションを踏襲。クラシックとモダンを融合させたデザインとなっている。

シャツ、パンツ、ソックスのコンプリートはこのような感じに。2019年モデルとは異なり、ネイビーのパンツとレッドのソックスを着用する。

オーセンティックユニフォームは、クラブの象徴であり選手の誇りでもあるチームエンブレムを重んじた刺繍のワッペンタイプを採用。エンブレム上には、これまでの20冠を表すチャンピオンスターを2つ刻んでいる。

首裏の部分には“Familia Antlers(アントラーズ・ファミリー)”と“Torabalho(献身)、Lealdade(誠実)、 Respeito(尊重)、Espírito(スピリット)”を刻む。この言葉はクラブの成長に大きく貢献したジーコの教え(ジーコ・スピリット)だ。

ユニフォームには新素材Newton 2.0を採用。軽量性、通気性、吸汗性、速乾性を改善し、優れた肌触りと着心地を実現させた。この素材はパンツにも使用される。

Kashima Antlers 2020 Nike Away

アウェイユニフォームはホワイトが復活。今回は、同じNikeをサプライヤーに持つ浦和レッズ、サンフレッチェ広島と共通の「統一デザイン」を採用となった。日の丸に着想を得たこのデザインは、日本から世界に羽ばたくチームの姿を表現している。

各部のスポンサーは、胸は「LIXIL(リクシル)」、両鎖骨は「mercari(メルカリ)」、左袖は「新日鐵住金」、背中上は「イエローハット」、背中下は「RISO(理想科学工業)」、パンツは「アイフルホーム」で継続となる。

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