『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』グランプリ/入賞作品が決定

 二輪・四輪のモータースポーツシーンの写真を世界各地で撮影するプロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファーの日本唯一の団体である日本レース写真家協会(JRPA)は、2016年から開催している『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』のグランプリおよび入賞作品を発表した。二輪部門グランプリには玉井敬二さんの『フルスロットル』が、四輪部門グランプリには川上晋弘さんの『Snow Wave』が選ばれた。

 日本レース写真家協会(Japan Racing Photographers Association)は1971年に創立されたプロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファーの団体。現在61名の会員と15名の特別会員が在籍し、新聞・雑誌等での報道目的を主体に、国内外で行われるモータースポーツの感動や興奮を伝えるべく、幅広く撮影を続けている。また、写真教室や撮影会などの協力など、アマチュアフォトグラファー向けの活動など、モータースポーツ振興の為の活動にも力を注いでいる。

 そんなJRPAが開催した『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』には今年も非常に多くの応募があったが、そのなかからまずは1月15日から行われる写真展実行委員による審査で入賞作品10点を選出。その中から会員60名の投票による審査の結果、グランプリ作品を決定した。

 その結果、2019年の二輪部門グランプリには玉井敬二さんの『フルスロットル』が、四輪部門グランプリには川上晋弘さんの『Snow Wave』が選ばれた。二輪部門の玉井さんには、賞品としてニコンD5600 18-55 VR レンズキット(提供:株式会社ニコンイメージングジャパン)が、四輪部門の川上さんには、キヤノンEOS kiss M ダブルズームキット(提供:キヤノンマーケティングジャパン株式会社)が進呈される。

 各部門グランプリおよび入賞作品は、1月15日から東京都港区のAXISギャラリーで、3月11日から愛知県名古屋市のアーツギャラリー名古屋で開催される日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITON』会場に展示される予定だ。

2019 JRPAモータースポーツ写真コンテストグランプリおよび入賞作品(敬称略)

二輪部門グランプリ玉井敬二『フルスロットル』

四輪部門グランプリ川上晋弘 『Snow Wave』

四輪部門グランプリの川上晋弘 さんの『Snow Wave』

入賞
安積泰信『Various ORANGES』
和泉貴広『激闘のあと』
北村祐樹『水幕』
小山友嗣『Sunlight』
鈴木幸男『夕影の道』
武川卓平『Fighting Spirit』
橘 敬介『残像』
横田大輔『解き放つとき』

入賞作品一覧はJRPAホームページ(http://jrpa.org/news/2019/1225.html)へ。

© 株式会社三栄