小田急、2020年4月から「小田急チケット10」発売 回数券を10枚綴りに変更

小田急電鉄は、2020年4月1日から企画回数券「小田急チケット10 レギュラー・オフピーク・ホリデー」を発売する。

企画回数券「小田急チケット10」は、11~14枚綴りの現行の回数券を、10枚綴りに見直す。現行の回数券(普通)が「レギュラー」に、回数券(時差)が「オフピーク」に、回数券(土・休日)が「ホリデー」に対応する。いずれも現行の回数乗車券よりも割引率を高めるか、割引率を変えない。なお、有効期限は発行日から2ヶ月とする。

「小田急チケット10」は、磁気券対応の自動改札機を利用できるが、購入時に発行される表紙を持参することが必要。表紙の持参人と同時であれば、複数人の利用ができる。利用時は表紙を確認することがある。券面表示区間外の乗車では、その区間の10円単位普通旅客運賃を徴収する。途中下車は前途無効。払い戻しには制限がある。

現行の回数乗車券は、2020年3月31日終電をもって発売を終了し、有効期間終了日まで利用できる。障害者および通学割引の回数乗車券は、特殊割引回数乗車券として販売を継続する。

駅周辺の金券ショップなどで行われている回数乗車券のバラ売りは、「小田急チケット10」導入に伴い、規則上ではできなくなる。

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