ブラジルで運行中!? 長崎の路面電車

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ブラジル・サントス市で運行を開始した長崎の路面電車(長崎市提供)

 長崎市の田上富久市長は26日の定例記者会見で、ブラジル・サントス市に寄贈していた長崎電気軌道(長崎市)の路面電車が、10月に現地で観光電車として運行を開始したと発表した。
 市国際課によると、サントス市では、ポルトガルやイタリアなどの路面電車が観光活用されている。今回の寄贈は、両市が2012年に姉妹都市提携40周年を迎えたのに合わせて企画。運搬や修繕などを経て、今年10月5日、ブラジル長崎県人会による龍踊(じゃおどり)が先導する中、運行を始めた。
 車体は1950年製で、行き先表示は「正覚寺下」のままという。田上市長は「長崎の代名詞といえる路面電車が海を渡り、現地の市街地を走るのは長崎の誇りであり、サントス市との友情も深まる」と語った。
 サントス市からは市長名で、両国の友好のシンボルとなるよう願う言葉を載せた記念プレートが長崎市に贈られた。