J・フロントリテイリング/3~11月、パルコと不動産事業好調

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J・フロントリテイリングが12月26日に発表した2020年2月期第3四半期決算によると、売上収益3617億6700万円(前年同期比8.4%増)、営業利益370億4200万円(9.4%増)、税引前利益348億9700万円(0.0%減)、親会社に帰属する当期利益209億9700万円(4.9%減)となった。

百貨店事業は、9月が消費増税前の駆け込み需要により、高額品を中心に好調に推移したが、10月・11月はその反動が大きく、特に10月は台風などの天候不順も相まって店頭売上の回復が遅れ、売上収益1934億3700万円(1.7%減)、営業利益140億3200万円(11.4%減)だった。

パルコ事業は、11月に渋谷パルコを再開業し、錦糸町パルコ(3月)、サンエーとの共同事業によるサンエー浦添西海岸 PARCO CITY(6月)、川崎ゼロゲート(8月)をそれぞれ開業し、多様な業態開発手法に基づく不動産開発、渋谷再開発事業における保留床売却などにより、売上収益は880億2900万円(32.8%増)、営業利益101億3000万円(24.5%増)となった。

不動産事業は、「BINO 東洞院」(4月)、「BINO 御徒町」(12月)を開業し、11月に心斎橋でオ
ー・エム・ホテル日航ビル地下1階を改装し、新規テナント19店舗と既存テナント8店舗で「DAIMARU WHITE AVENUE」としてリニューアルオープンし、百貨店事業から神戸店・京都店・上野店の周辺店舗の移管を受けたこともあり、売上収益は132億6600万円(4.7%増)、営業利益は固定資産売却益を計上し71億8900万円(60.2%増)となった。

通期は、売上収益4920億円(7.0%増)、営業利益470億円(14.9%増)、税引前利益437億円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益258億円(5.7%減)を見込んでいる。