通常国会で総理自身一問一答に応じること必要

 立憲民主党の蓮舫副代表は「桜を見る会」に関して「貴方が官房長官として『桜を見る会の招待者を決定することの伺い』に対し決裁された平成18年桜を見る会の公文書は残っていました」とツイッターで提起したうえで「なぜ昨年と今年は、速やかに廃棄されたのでしょう」と、総理に不都合な情報があったからではないか、との疑念を強く提起した。

 また「招待者番号『60』番は『総理大臣』枠でした。平成18年の総理枠737人が今春は1000人、自民党枠1483人が今春は6000人へ。平成17年招待者8737人、平成18年9643人が今春は1万8200人に増加。「桜を見る会開催要領は約1万人とあるのに、安倍内閣でほぼ倍増しました。予算額に対して支出は3倍になっています」と改めて招待者も予算も安倍総理の下で膨らみ続けたと指摘。

 安倍総理が800人を超える自身の地元後援会員らはじめ、ジャパンライフの元会長らを招待し、公費でもてなし『行政を私物化』した疑惑は、これまでの総理説明ではまったく晴らされていない。桜を見る会前夜の安倍後援会主催の「夕食会」に関する疑問も、通常国会で総理自身が一問一答に応じることが「政治不信払しょく」に必要だ。(編集担当:森高龍二)

© 株式会社エコノミックニュース