松井秀喜氏と長嶋茂雄氏による“伝説の素振り”が再脚光 米記者が紹介

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長嶋茂雄氏と松井秀喜氏(左から)【写真:Getty Images】

松井氏はメジャー時代、電話を通じてスイングの音を長嶋氏にチェックしてもらった

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏がメジャー時代に行っていた“伝説の素振り”が再び脚光を浴びている。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のサム・ミラー記者が松井氏と長嶋茂雄氏の“秘話”を改めて紹介している。

 ミラー氏は「私が今年学んだ驚くべきこと」の1つに伝説の素振りを挙げた。「ヒデキ・マツイは、彼の打撃コーチに、電話で彼のスイングを聞くように頼んだ」とのタイトルでレポート。「マツイは、とにかく正しいフォームに関して完璧主義者で、彼は、東京にいる彼の前監督で指導者のシゲオ・ナガシマに電話をして、自分がスイングした時の音を聞いてもらっていた。バットが正しく空気を切ってる時に出る正しい『シュッ』という音になっているかどうかを知るためだ」と伝えている。

 松井氏は巨人在籍時、試合後に当時監督だった長嶋氏の自宅で素振りに励んでいたのは有名な話。ミラー氏はロバート・ホワイティング氏の名著「You Gotta Have Wa」(邦題:『和をもって日本となす』)を通じて、日本野球の背景を学んだとしている。

 同氏は「ナガシマは、日本の野球史において、おそらく最も有名な人物で、彼の結婚式は、1965年の『最も視聴率が高かったテレビ番組』になるほどだったが、彼自身もかなりの完璧主義者だった。彼は、素振りの練習のためだけに、彼の家に専用の部屋を作ったということだ」と指摘。その延長線上に試合後の素振りがあり、松井氏のメジャー移籍後も電話を通じた指導があったと伝えている。

 電話を通じての素振り指導。メジャー記者も師弟の強い絆に感銘を受けたようだ。(Full-Count編集部)