忍者や海女がランナーに 東京五輪聖火リレー 三重県公募枠29人を発表

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 三重県内12市町を来年4月8、9両日巡る東京五輪の聖火リレーで、県実行委員会は26日、県内ルートを走るランナーのうち公募枠分を発表した。12―86歳の男女29人が選ばれた。忍者や海女など県独自の文化を象徴するランナーが県内を駆け巡る。

 県実行委はランナー184人のうち、29人を公募で、24人を推薦で決める。公募枠は7―8月に募集し、1627人の応募があった。外部委員5人でつくる選定委員会が国籍や障害の有無に配慮して各市町にゆかりのある人を一人ずつ選んだ。

 公募枠ランナーの内訳は男性16人、女性13人。障害のある人は5人、外国籍の人は1人。職業別でみると、会社員や公務員、学生に加えて、海女や忍者など県ならではの職業が含まれている。

 最年少は12歳で、尾鷲市の内山脩斗君、最年長は86歳で、名張市の梶谷穣さん。年齢別では、10代6人▽20代5人▽30代3人▽40代4人▽50代4人▽60代4人▽70代2人▽80代1人。

 鈴木英敬知事は「体調管理をベストにして、笑顔で走っていただきたい」「日本や県が誇る文化の担い手として、心置きなく存分にPRしてほしい」と激励した。

 初日は四日市▽鈴鹿▽亀山▽津▽鳥羽▽伊勢の6市を、2日目は伊賀▽名張▽松阪▽大紀▽紀北▽熊野の6市町を回る。ランナー1人当たり約200メートル走る。各ランナーの走行場所は2月以降に公表される。

 聖火リレーは来年3月26日に福島県の「Jヴィレッジ」を出発し、121日間かけて47都道府県の858市区町村を巡る。7番目の三重県は愛知県から聖火を受け継ぎ、次の和歌山県につなぐ。7月24日の開会式で聖火台に点火される。