大型補強のWソックス 次なるターゲットはプイーグか

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MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、今オフの移籍市場の中心となっているホワイトソックスはフリーエージェントの外野手、ヤシエル・プイーグの獲得に乗り出しているという。ただし、670・ザ・スコアのブルース・レバインは「ホワイトソックスはプイーグと交渉を行っていない」と伝えており、獲得が実現するかどうかは微妙なところだ。

ホワイトソックスは、今季レギュラーを固定できなかった右翼にレンジャーズとのトレードでノマー・マザーラをすでに獲得している。左翼にはメジャー1年目で31本塁打を放ったイロイ・ヒメネス、中堅には好守のアダム・エンゲルと便利屋のレウリー・ガルシアがおり、外野手の頭数は揃っている状況だ。ただし、マザーラは左腕を苦手とする左打者であり、マザーラと左右のプラトーンを形成する右打者の獲得に動く可能性が取り沙汰されている。プイーグはその候補の1人となっていると見られる。

しかし、今季レッズとインディアンスで合計149試合に出場して打率.267、24本塁打、84打点、19盗塁、OPS.785をマークしたプイーグは、どの球団でも十分に外野のレギュラーが務まる人材であり、プラトーン要員としての契約を受け入れるとは思えない。契約規模もレギュラークラスのものになる可能性が高く、レバインが「交渉を行っていない」と報じているように、ホワイトソックスがプイーグを獲得する可能性は低いだろう。プイーグに中堅と右翼を兼任させてレギュラー起用するのであれば事情は変わってくるが、プイーグが中堅の守備に就いたのはドジャース時代の2016年が最後である。

今オフ、すでにマザーラのほか、ヤスマニ・グランダル、ダラス・カイケル、ジオ・ゴンザレス、エドウィン・エンカーナシオンを獲得したホワイトソックスは、主要な補強をほぼ終えたと見られる。今後はプイーグのようなレギュラークラスの選手の獲得に動くのではなく、チームに足りない部分を「補う」ような動きを見せることになるのではないだろうか。