事故から6年。シューマッハー夫人がファンにメッセージ「力を合わせれば強くなれる」

 2019年12月29日は、F1の伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハーの事故からちょうど6年にあたる。この日を前に、妻コリーナは、多くのファンのサポートがミハエルにとって大きな助けになると示唆する発言を行った。

 7度のF1チャンピオン、シューマッハーは2013年12月29日にメリベルのスキー場で重傷を負った。それ以来、家族は彼の健康状態について公表しない姿勢を貫いている。

 シューマッハーのファングループは、29日にフェイスブックで新たな『KeepFightingMichael』というソーシャルメディアページを立ち上げようとしている。これを受け、コリーナは、次のようなコメントを発表した。

「大きなことは小さな一歩から始まります。たくさんの小さな粒子が巨大なモザイクを形作ることもあります」とコリーナはファンに対して語った。

「力を合わせればより強くなれます。そしてそれが『KeepFighting』運動で団結した力が、いかに他の人々を励ますことを容易にしているかということを、まさに表しているのです」

 ファンクラブ会長のライナー・フェアリンクは、シューマッハーに対してできる限りのサポートを行っていきたいと語った。

「残念ながらまたこの時期が来てしまった。ミハエルの事故から6年が経とうとしている」とフェアリンクは語った。

「ミハエルがいつか再び公の場に姿を見せるという期待を持ちながら6年を過ごした」

「ミハエルは信頼できる人々に守られ、愛情と安全、そして自信を与えられている。ミハエルはそのような強い絆の家族を味方に持つことができ、自身を幸運だと思っているはずだ」

「ファンクラブとして、我々にできるあらゆる種類の援助を提供するつもりだ」

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