AI卓球ロボのフォルフェウス オムロンとスクウェア・エニックスによる共同研究が発表

写真:AI卓球ロボ・フォルフェウスのコーチングを受けるラリーズ編集部員/撮影:ラリーズ編集部

12月18日、国際ロボット展において、オムロンとスクウェア・エニックスによる共同研究が発表された。

共同研究の狙い

オムロンの卓球ロボット「フォルフェウス」を用いて、人のモチベーションを高めるようなフィードバックを行うAIアルゴリズムを開発し、機械が人に飛躍的成長を促す技術の確立を目指すという。

オムロンが強みとするセンシング技術と、スクウェア・エニックスがゲーム開発で培ったAI技術(メタAI)を組み合わせることで、機械が人のパフォーマンスを引き出す、人と機械の関係性の実現を加速する。

すでに人へのコーチングが可能になっていた第5世代フォルフェウス

今年の初頭にはすでに人へのコーチング機能を搭載していたフォルフェウスであるが、今回発表された共同研究では人のモチベーションを高めるようなフィードバックを目指す。

写真:第5世代フォルフェウスによるコーチング画面/撮影:ラリーズ編集部

共同研究の技術を搭載した第6世代フォルフェウスは、2020年1月にラスベガスで行われるCES2020にて発表されるという。人と機械の融和を目指すオムロンの卓球ロボ・フォルフェウスの最新バージョンに注目が集まる。

文:ラリーズ編集部

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