山下智久がスニーカーをデザイン。ジャニーズで履いてほしいのは白が似合う「嵐」

「ONITSUKA TIGER×TOMOHISA YAMASHITA 70th ANNIVERSARYコラボレーションシューズ発表会」に、山下智久が登壇した。日本発のファッションブランド「オニツカタイガー」は、誕生70周年を祝してスペシャルコラボレーションを展開している。そのラストとなる第7弾のシークレットゲストが山下で、アーカイブのフィールドブーツから着想を得た「RINKAN BOOT

同ブランドのファンだという山下は、オファーを受けた時の心境を「とても興奮しました。スニーカーというのは世界的にもファッションにおいて重要なポイントを占めていると思うので、一緒にコラボレーションできたことはうれしいですし、新しい時代の文化を製作できたこともとてもうれしく思いました」と語った。

コラボレーションシューズのお披露目の場面でシューズが登場すると、「緊張する!」と落ち着かない様子の山下だったが、「写真、撮ってもいいですか?」とスマホを取り出し、スニーカーを撮影。「いい画角で撮れました」と満足げにほほ笑んだ。シューズボックスには、山下がこのシューズの製作中にスペインで撮影した、ホウオウボクの花と木の写真をモチーフにしたグラフィックがプリントされているが、この日も“名カメラマン”ぶりを発揮した。

「履いてくれる方の未来を思い描いて、自分なりに勉強しました。タイミング的に、いろんな国を旅している時期でもあったので、そこからインスパイアされたこともあったり、今僕が持っているすべてを注ぎ込みました」と語った山下は、素材や縫い目など細部にもこだわったと言う。また、中敷とクリアラバーソールにプリントされている「GFWD」について、「Go Foward」をイメージした造語であることを説明し、「“前に進み続ける”という意味。僕自身も壁にぶつかることやスランプに陥ってしまうことがあったけど、まい進し続けることで次の目標が見えてきたりするので、諦めずに進み続けることが大事なんじゃないかと思ってキーワードにさせていただきました」とシューズに込めた思いを語った。

「ジャニーズ事務所の中で履いてほしい人は?」という司会からの質問には、「1人ずつに、『こんなものができたんですけど…』と回らせていただく感じでしょうかね。先日、嵐さんのコンサートに行ったんですけど、嵐さんはすごく白が似合うので、後輩からお渡しするのも恐縮なんですが、1人ずつ手渡ししたいです。チャンスがあれば…」と控えめにコメント。司会者からシューズを褒められるたびに、「ありがとうございます」とうれしそうな笑顔を見せていた山下。「宝物になった」というシューズへの愛を感じる発表会となった。

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