テレビ東京系で12月28日に放送する「大正製薬 presents MelodiX！スペシャル 2019」（午後11：25）の収録が行われ、MCを務める南海キャンディーズの山里亮太と“しずちゃん”こと山崎静代が囲み取材に応じ、番組の見どころなどを語った。
本番組は2001年にスタートしたJ-POP系歌番組。大好評だった昨年に続き2回目となるスペシャルには、m-flo、加藤ミリヤ、感覚ピエロ、氣志團、倉木麻衣、Creepy Nuts、欅坂46、倖田來未、ゴスペラーズ、SCANDAL、青春高校3年C組アイドル部、中元みずき、乃木坂46、BiSH、日向坂46、平原綾香、PENICILLIN、森山直太朗、WANDS（五十音順）ら超豪華アーティストが勢ぞろいし、スペシャルなパフォーマンスを披露する。
今回は、メジャーデビューしたばかりの青春高校3年C組アイドル部も登場。胸元に白いリボンのついた緑のチェックの衣装で、スタジオ横でスタンバイ。スタジオに入ってから曲振りまでは緊張の表情だったが、本番は笑顔でパフォーマンス。歌収録終了後、安堵と感激の様子で泣いているメンバーもいたが、さっそくスタッフが撮った動画を全員で見てパフォーマンスの確認をするなど、プロ意識を感じさせた。
収録を終えて山里は「豪華な方々に来ていただいて、普段だったら見られないようなところも見せてもらえたりしてね。『これは『MelodiX』のためだけですよ』みたいなものを出してもらえたりとか、本当にそんな言葉を言ってもらえてうれしいですね。倖田來未さんなんか、本当にこの番組でしか出してないことを出してくれたりとか。なんかこう、15年やってきて良かったなって思うのが今日できたなって思いますよ。アーティストの皆さんとの関係性も築かせていただいていたんだなという。だからこそ、いろんなことをやってくれたり出してくれたり感謝しかないですね」と興奮冷めやらぬ様子で一気に語った。
しずちゃんも「本当にすごい豪華なメンバーにたくさん出ていただいて、改めて『音楽番組なんやな』って（笑）。あんなに同時にいらっしゃることはないから、また違う緊張感というか。『しかもここに座ってる』って。すごい人たちの前に座ってることがなんか不思議というか、自分がテレビで見ていた人たちが出てくださったりするので、すごいなと思いました」と感激のコメント。
特に印象的な見どころについて、山里は「皆さん、サービス精神の塊なんですよ。いろんなことをやってくださるんで、本当にありがたかったですね。オープニングのCreepy Nutsがいかにすごいか。しかも即興です。こっちがお題だけを投げて、『じゃ本番で』とやってるので。そう思って見てくれれば、めちゃくちゃかっこいいです。ラジオリスナーなら気付くようなことを自然と入れてるのが粋なんですよ。もちろんリスナーじゃない人も十分楽しめる形でオープニングから飾ってくれてるんで。すごい、天才ですね、やっぱり」と自身のラジオ番組のリスナーだというCreepy Nutsをリスペクト。
生歌で聞けてテンションが上がったアーティストを聞かれ、山里は「本人にそれ伝えたらダメよって言われたんですけど、森山直太朗さんて歌うまくないですか？ あまりにうますぎるから戻ってきた時に『めちゃくちゃ歌うまくない？』って言ったら『それ言っちゃダメよ』って言われた（笑）。野球選手に『球投げるの上手』って言うのと一緒だと怒られました（笑）。あと、中元みずきさんも。全員すごかったけど、生歌のパワーを感じたら、やっぱりすごかったですね」と絶賛。しずちゃんも「一気に空気を変える力というのは、すごいですよね」と相槌を打ち、「生で見ると皆さん、すごいなって。平原（綾香）さんのパワーは何なんですかね。歌詞とかもそうなんですけど、全部持ってかれちゃうんですよね」と振り返った。
最後に年末年始の予定を聞かれ、山里は「やっぱり興味ありますよね（笑）。私は、初めての一人じゃない年越しですからね。年越しは多分、2人で越してですね。年越しそばを食べますよ。作ってくれるでしょ。（しずちゃんに向かって）来ないでね。ダメだよ！ 最近、ウチの養子になろうとしてるんで、むちゃくちゃ嫌なんですよ（笑）。夫婦で過ごさせていただきます。はい」とうれしそうに明かした。
