JFA田嶋会長「平和発信の機会に」 28日にU-22日本代表 国際親善試合

「今年を締めくくるいいゲームを見せてくれるはず」と話す田嶋会長=長崎新聞社

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(62)が27日、長崎市の長崎新聞社を訪れ、28日の国際親善試合に臨むU-22日本代表について「選手たちも五輪に向けてものすごくアピールしてくるだろうし、今年を締めくくるいいゲームを見せてくれるはず」と期待を寄せた。
 代表を率いる森保監督を「実績、誠実さ、サッカーや人を大切にする気持ちがベースにあり、日本代表監督にふさわしい」と評価。自身の父親も長崎出身で、サッカーを通じた平和発信には監督同様、強い思い入れがある。今回の試合は「絶対やりたいと思っていた。選手たちに日の丸を背負う自覚を持ってもらい、平和のメッセージを伝えてもらう上でもいい機会」と捉えている。
 V・ファーレン長崎にも言及。「長崎駅に近い場所につくる新スタジアムで、大きく街が変わる。V長崎もそれに合わせてだんだん力をつけると思うし、いい循環になればいい」とエールを送っていた。

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