V・ファーレン長崎 FW呉屋、柏へ移籍 町田からFW富樫獲得

ヴィヴィくん

 V・ファーレン長崎は27日、FW呉屋大翔(25)が来季J1の柏、MF大本祐槻(25)がJ2の新潟、DF高杉亮太(35)がJ2の栃木へそれぞれ完全移籍すると発表した。
 呉屋は3月にJ1のG大阪から期限付き移籍で加入。36試合に出場し、リーグ得点ランキング3位となる22ゴールを挙げた。チームのエースストライカーはクラブを通じて「長崎で経験させてもらったことを自信にして必死に頑張る」とコメントした。
 昨季途中にJ2の徳島から移籍した大本は今季、リーグ戦は2試合出場にとどまったが、ルヴァン杯8試合で2得点。7年間在籍した高杉は先に退団が発表されていた。大本は「復帰戦でピッチに入った時の歓声は忘れない」、高杉は「トラスタで皆さんと会えることを楽しみに頑張っていく」と感謝した。
 また、J2の町田からFW富樫敬真(26)を完全移籍で獲得したことも発表。J1の横浜MやFC東京で通算9得点、今季はJ2の30試合に出場して5得点を挙げた。「FWとして仕事をすること、長崎の子どもたちに夢を与えられるようにベストを尽くす」と意気込んだ。昨季加入したGK徳重健太(35)=国見高出身=は来季の契約を更新した。
 このほか、J1の神戸で指揮を執った吉田孝行氏(42)をトップチームコーチに招聘(しょうへい)。3年間コーチを務めた吉田恵氏(46)はJ2の福岡のコーチに就任する。

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