最年長で初タイトルの木村王位を祝福

天童・教室指導、人間将棋出場で縁

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王位戦を振り返る木村一基王位=天童市・エアポートホテル

 将棋の第60期王位戦に勝ち、最年長で初タイトルを獲得した木村一基王位(46)の就位祝賀会が28日、天童市のエアポートホテルで開かれた。

 木村王位は天童少年少女教室のプロ棋士指導を担当しているほか、春の風物詩・人間将棋では最多の5回出場するなど天童と縁が深い。日本将棋連盟天童支部(村岡良雄支部長)が、今月の教室指導に合わせ祝いの席を準備した。

 支部役員や教室の小中学生ら約40人が参加。木村王位は戦前の低い下馬評に「何じゃこれと思ったが、7番勝負のうち1局でも勝てればいいぐらいに感じていた」と笑わせた。棋力が衰え始めると言われる40代でのタイトル獲得に「今後(の防衛)を考えると厳しい状況。一生懸命に技術向上に努めたい」と話した。

 木村王位自らが第7局の棋譜を基に大盤解説したほか、ファンからのサインに応え盛り上がった。