ボクシング井上尚弥「30代前半でフェザー級を狙う」宣言

©株式会社光文社

(C)フジテレビ

『最強スポーツ統一戦2019』が12月30日午後6時からフジテレビ系列で放送される。同番組は野球、サッカー、ラグビー、ボクシング、陸上、ハンドボールと、各界を代表するアスリートたちが6つの競技で対決し、団体戦で最強スポーツを決めるもの。

気になる競技だが、わずか10メートルをいかに早く走るか、瞬発系を競う「ジャスト10メーター」に始まり、天井から垂らした6メートルのロープを登る腕力とバランス勝負の「パワークライミング」など、バラエティに富んでいる。

参加したボクシングの井上尚弥(26)にとって今年は充実の1年だった。5月のWBSS準決勝では、他団体の王者を相手に2ラウンドTKO勝ちを収め王座を統一。先月、日本で開催された決勝戦ではレジェンド、ノニト・ドネアとの12ラウンドの死闘を制し、見事に優勝。12月には第2子も誕生した。

「楽しんで収録できました。いろいろな種目の選手と競演して、あらためて思ったのは、皆さんの体格のよさですね。ボクシングではふだん、あんな体の大きい選手と戦うことはありませんから。

また、陸上選手の速さには驚かされました。本当に感じることは多かった。僕もどこかで見せ場を作らなければ、と思って臨みましたよ(笑)」

井上の次戦は来年4月、ラスベガスで予定されている。

「いまはロードワークとフィジカル中心のトレーニングで、体を元に戻すことに努めています。4月までに100%の状態に持っていきたいと思っています」

井上はこれまで、ライトフライ級、スーパーフライ級、そしてバンタム級を制覇。バンタム級では無敵と称されるほど、世界中から注目されている。しかし、彼の “野望” には、まだまだ先がありそうだ。

「バンタムの一つ上のスーパーバンタムを2020年か、2021年の早い段階で狙っていきたいと思っています。何階級まで? う~ん、フェザー級までですか。そこは30歳台の早い段階ですね」

フェザー級には、ワシル・ロマチェンコ(31・ウクライナ ※現在はライト級)がかつて君臨していた。ロマチェンコといえば、アメリカの最も権威ある専門誌『リング・マガジン』が制定する、階級のハンデをなくして誰が一番強いのかをランキングした「パウンド・フォー・パウンド」で、井上とともにトップ3にランクインしている。

将来的に2人の対戦の可能性はあるのか?

「ハハハ。そこは時の流れというか……。フェザー級を目指したときに、ロマチェンコが対戦の交渉のできる階級にいればということですかね(笑)」