名城大学が連覇達成!二年連続の二冠で令和の黄金時代へ!【富士山女子駅伝(2019全日本大学女子選抜駅伝)】

陸上 試合サマリー

富士山女子駅伝(2019全日本大学女子選抜駅伝)は2019年12月30日(月)に行われた。気温8度で小雨が降りしきるコンデションの中レースが始まった。

1区序盤は二冠を狙う名城大学の1年生荒井らがハイペースでレースを引っ張る。残り1kmを切るところで全日本大学選抜の東海大学1年生、金光が飛び出す。一気に後続を突き放し、そのまま区間賞を獲得した。昨年に引き続き全日本大学選抜が先頭でのタスキリレーとなった。2位は昨年区間賞の佐野が走った拓殖大学、3位は日本体育大学となった。女王名城大学は4位、優勝を狙う立命館大学は8位、大東文化大学は14位とやや出遅れた。

2区では全日本大学選抜の中央大、五島が快走!20:40の区間新記録で、後続を更に突き放した。立命館大と名城大が2,3位と順位を上げた。ショート区間の3区では立命館大の御﨑が素晴らしい走りを見せる。区間記録を更新する10:07の快走で、先頭に迫りタスキリレー。

続く4区ではついに首位が交代する。立命館大の松本がこちらも区間記録を更新する14:05の走りで、全日本大学選抜を抜き去り首位に立つ。このまま優勝へ突き進むかと思われたが、後方で名城大の1年生山本がそれを更に上回る13:55の区間新で差を縮めていた。そしてエースが集う5区。名城大の大エース加世田が区間賞の爆走。立命館大を早々に捉え、更に差を40秒ほど広げる大逆転劇。後方では大東文化大のエース関谷もいい走りを見せたが、加世田がそれを上回った。

6区では先頭の名城大小林が、1年生ながら区間賞を獲得する走りで後続との差を更に広げる。そして最終7区。山登りのこの区間は、昨年1年生ながら区間新記録を叩き出した大東文化大の鈴木による大逆転劇も期待されたが、襷を受けた時点での差が大きく、名城大の和田が区間4位でまとめあげ見事名城大学が二連覇を達成した。名城大は二年連続の二冠となった。

2位は大東文化大学。鈴木は自身が持つ区間記録に迫るペースを見せた。3位には全日本大学選抜が入った。立命館大は一時先頭に立ち女王返り咲きなるかと思われたが、18レースぶりに表彰台を逃す4位となった。7区区間賞は東洋大の田浦。

最終結果

1 名城大学 2:23:09

2 大東文化大学 2:24:25

3 全日本大学選抜 2:25:22

4 立命館大学 2:25:45

5 城西大学 2:26:16

6 京都産業大学 2:27:27

7 日本体育大学 2:27:38

8 大阪学院大学 2:27:59

区間賞

1区 金光由樹(東海大学(全日本大学選抜))12:50

2区 五島莉乃(中央大学(全日本大学選抜))20:40*

3区 御﨑舞(立命館大学)10:07*

4区 山本有真(名城大学)13:55*

5区 加世田梨花(名城大学)34:51

6区 小林成美(名城大学)19:40

7区 田浦瑛理歌(東洋大学)29:17

*区間新

4区では松本美咲(立命館大学)も14:05の区間新

富士山女子駅伝(2019全日本大学女子選抜駅伝)の速報は詳細をご確認ください。

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