【バレーV1】ヴィクトリーナ姫路、シーズン“大敗”するも収穫 

 残留めざしプレーオフへ

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■ヴィクトリーナ姫路 1-3 NECレッドロケッツ (28日)
■ヴィクトリーナ姫路 1-3 岡山シーガルズ (29日)

ヴィクトリーナ姫路 (右から)金杉由香、マラ・イブナ、長野有紗、堀込奈央、貞包里穂、吉岡可奈/12月29日 姫路・ウインク体育館 (素材提供:©V.LEAGUE)

大歓声のホーム最終戦

Vリーグ1部(V1)が12月28日と29日に姫路市のウインク体育館で行われ、ヴィクトリーナ姫路は今季ホーム最終戦を連敗した。
28日は、第1セット中盤にルーキー貞包、長野らの攻撃でリードを奪い、25-22で先取した。しかしそのあとNECに3連続セットを奪われ逆転負け。

29日は岡山との“山陽ダービー”。姫路は第1セット開始から2年目・吉岡のブロックやサービスエースで波に乗り、25-19で今季初めて岡山からセットを奪った。しかし第2セット以降は岡山の粘り強い攻撃を跳ね返せなかった。
姫路は3勝18敗でレギュラーラウンドを終了。竹下佳江監督は「とても悔しい結果となりました。収穫は沢山あったと思います」と締めくくった。
28日は2767人、29日は3249人の観衆が集まり、会場内はヴィクトリーナ姫路のチームカラーのピンク一色に。エース金杉や元ブラジル代表イブナの強打、リベロ溝口由利香のファインレシーブに歓声が起きていた。

ホームで久光製薬に快勝/11月16日 姫路・ウインク体育館 (素材提供:©V.LEAGUE)

「V1を肌で知った」

今季V1に初参戦した姫路は「厳しい戦いになる」(竹下監督)との予想通り開幕から6連敗。サーブレシーブに苦しみ、5戦目のNEC戦ではサーブレシーブ成功率がわずか37.1%。サーブ失敗は10本を数え、竹下監督は「試合にならない」と嘆いた。
しかし7戦目の日立戦で初勝利。11月のホーム戦では久光製薬にストレート勝ちする“金星”も挙げた。

今季フル出場した貞包 /12月29日 姫路・ウインク体育館 (素材提供:©V.LEAGUE)

1年目、2年目の選手が大半を占める若いチーム。ルーキー堀込(金蘭会高-龍谷大)が開幕からレギュラーセッターを務め、アウトサイドヒッター貞包(鹿島実高-東海大)、ミドルブロッカー長野(横浜隼人高-松蔭大)とともにルーキー3人がレギュラーを占めた。またサウスポーの田中咲希(四條畷学園高-中京大)も随所で起用された。さらに12月からは大学在学中の「内定選手」が加わり、松本愛希穂(四天王寺高-東海大4年)らがコートで躍動した。
チーム最年長36歳でJTでも活躍した高木理江は、「V1の経験のない若い選手がV1を肌で知ったのが今季の収穫だと思う」と語った。

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1月11日からプレーオフ

V1下位の姫路(プレミアカンファレンス6位)、日立(同5位)、PFU(スターカンファレンス5位)、KUROBE(同6位)の4チームは総当たりで「チャレンジ4」(1月11日~13日 山口県・俵田翁記念体育館)を戦い、上位2チームはV1残留が決まる。下位2チームは2月にV2上位2チームと入替戦を行う。
姫路にとってV1残留はもちろん“至上命題”。シーズンの疲れをいやし、年明けからチャレンジ4に挑む。
(浮田信明)