ヨーロッパで活躍する「大ベテラン選手」の5名

今年は横浜FCが三浦知良、中村俊輔を擁し、13年ぶりのJ1昇格を決めたことが大きな話題となった。

ということで今回はヨーロッパサッカーで長く活躍している5人の大ベテランを紹介したい。

アリツ・アドゥリス(ビルバオ)

生年月日:1981年2月11日(38歳)

ビルバオのアリツ・アドゥリスも今季限りで引退することを決めたストライカーだ。

ホームにバルセロナを迎えた今季開幕戦では、わずか2分の出場で決勝点を挙げ、金星に貢献した。もともとビルバオのユース育ちで、2012年に2回目の古巣復帰を果たしてから再ブレイクし、現在に至る。

継続的に活躍してきたアドゥリスだが、35歳を超えてからヨーロッパリーグ得点王のタイトルを2回獲得し、大きなインパクトを残した。

ホアキン(ベティス)

生年月日:1981年7月21日(38歳)

元スペイン代表アタッカー、ホアキンは、レアル・ベティスのユース出身で2000年にデビュー、今季でキャリア19年目を迎えているベテラン選手だ。

過去にはバレンシアやセリエAのフィオレンティーナで活躍したが、2015年からは再び古巣ベティスでプレーしており、キャプテンとしてチームを牽引している。

今季も38歳という年齢を感じさせないキレのある動きを見せており、すでに3ゴール2アシストを記録するなど好調だ。

ジャンルイージ・ブッフォン(ユヴェントス)

生年月日:1978年1月28日(41歳)

言わずと知れたレジェンド、ブッフォン。パルマでデビューして以来、イタリアで長くプレーを続けており、昨季のPSG移籍は初の海外挑戦となった。

フランスで1年間プレーしていたが、再び今季からユヴェントスへ復帰している。GKとはいえ、今年で41歳という大ベテラン選手であり、引退後のキャリアも多く噂されるようになった。

現在はシュチェスニーが正GKとしてプレーしているが、試合に出ずとも良きリーダーとしてスター軍団を引っ張っている。

クラウディオ・ピサーロ(ブレーメン)

生年月日:1978年10月3日(41歳)

大迫のチームメイト、クラウディオ・ピサーロはペルー出身のレジェンドストライカーだ。昨季も途中出場が多い中でリーグ戦5ゴールを決め、ブンデスリーガ最年長得点も記録した。

1999年に海外移籍、ブレーメンに加入して以来キャリアのほとんどをドイツで過ごしてきたが、41歳となる今季限りでついに現役引退することを表明している。

同じクラブに出戻りを繰り返している選手でもあり、バイエルンに2回、ブレーメンには通算4回加入している。

イウトン(モンペリエ)

生年月日:1977年9月13日(42歳)

フランスで長く活躍しているブラジル人ディフェンダー、イウトン。1996年にシャペコエンセでキャリアをスタート、ランスやマルセイユを経て2011年よりモンペリエでプレーしている。

モンペリエに加入してからは、これといった怪我もなく、9シーズンにわたってスタメンとして君臨し続けている鉄人だ。

今年で42歳になったが、キャプテンとして今季もここまでリーグアン全試合に出場している。

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