地域活性化策 生徒が提案 西海市議会 西彼農高で「つどい」

議員が地域活性化などについて生徒から意見を聞いたつどい=県立西彼農高

 西海市議会(平野直幸議長、18人)はこのほど、西海市西彼町の県立西彼農高(原口三徳校長、215人)で「市民と議会のつどい」を開き、議員9人が3年生16人から地域の活性化策や改善点について意見を聞いた。
 地域の活性化策について生徒から、空き家を再生して子育て世代に移住を呼び掛けるアイデアや、大村湾に面したまちと長崎空港をフェリーで結び、観光地としての魅力を上げる提案があった。
 原脇瑛菜さん(18)は路線バスについて「(部活がなく)午後4時半に学校が終わっても、乗り換えるバスの接続が悪く、帰宅が6時を過ぎる」と話し、利便性の向上を訴えた。
 会場で出た意見は、政策立案や市への提言に生かす。

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