『バミューダ・トライアングル』海に潜む45メートル級の怪生物説!

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北大西洋にある〝魔の三角地帯〟として知られる『バミューダ・トライアングル』。アメリカ・フロリダ半島の先端とプエルトリコ、さらにバミューダ諸島を結んだ約50万平方キロメートルにわたるこの〝三角形〟の海域では、多くの航空機、船が突如として姿を消してしまう怪奇現象が多数報告されている。古来から海賊行為、超常現象、巨大生物などの〝都市伝説〟が、船乗りの間で伝えられてきた。しかし、伝説はそれほど間違っていなかったのかもしれない。

2004年、海洋生物学者の窪寺恒己氏らのチームは、小笠原諸島沖の深海で、生きているダイオウイカの撮影に世界で初めて成功。06年には、生きたまま海面近くまで釣り上げた。窪寺氏の研究によって、30フィート(約9メートル)を超えるダイオウイカが、極度に攻撃的で暴力性がある珍しいイカであることが分かった。

バミューダの研究者ロブ・シモン氏は「巨大なイカの伝説は伝説ではありません。ダイオウイカのように、確実に存在します。それらの一部は150フィート(約45メートル)以上かもしれません。私たちは深海にあるものをほとんど知りません。巨大生物のエサが深海にあるのか、私たちには分かり得ませんが、失われた船の原因の一部を説明できます」と語る。

 

餌と勘違いして船に絡みつく?

また、バンクーバー水族館のタコの専門家であるジェフ・マーリアブ博士は「巨大タコがそのような水域に生息することはあり得ませんが、巨大イカが生息する可能性は除外しません。バミューダ・トライアングルの領域で発生する可能性のある種類のタコは、非常に小さな種です。しかし、巨大なイカが生息する可能性は高く、エサと思って船を攻撃することもあり得ます」と指摘する。

イカが船を攻撃するなんてあり得るのだろうか。オカルトマニアは「イカ釣り漁船が集魚灯でイカを集めるように、光にイカは寄ってきます。また、エギングという疑似餌のルアーでイカ釣りをする方法があるように、イカは動くものに興味を持ち、とりあえず抱きついてきます。船がエギ程度の大きさにしか感じないほどの巨大イカなら、とりあえず光を放ちながら動く船に抱きついて、沈没させてしまうかもしれませんよ」と語る。

バミューダ・トライアングルでは、かつて六角形の雲が発生し、時速270キロの猛烈な風を起こし、それが船を転覆させ、飛行機を破壊し、海に沈めたのではないかという仮説が報じられたことがある。他に、海底のメタンハイドレートが溶け出し、メタンガスの気泡によって船が沈没し、メタンガスが飛行機を爆発させたのではないかという仮説もあった。

エイリアン説やタイムスリップ説は分が悪くなっているが、今回の巨大イカ説はマニア心をくすぐるものがある。

 

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