大型補強のWソックス 次なるターゲットはブルペン強化か

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日本時間12月31日、ホワイトソックスはフリーエージェントの先発左腕、ダラス・カイケルとの契約が正式に成立したことを発表した。来季の優勝争い参戦に向けて、今オフは積極的な補強を展開しているホワイトソックスだが、リック・ハーンGMによると、まだ補強は完了していないという。今後はブルペンの強化を目指し、フリーエージェント市場とトレード市場の両方で補強の可能性を探ることになると見られる。

今オフのホワイトソックスは、メジャーリーグ全体で最も戦力アップに成功したチームと言っても過言ではない。フリーエージェント市場から正捕手としてヤスマニ・グランダル、先発ローテーションの軸となる存在としてカイケルとジオ・ゴンザレスを獲得し、トレードではレンジャーズからノマー・マザーラが加入。このほか、チームの中心的存在であるホゼ・アブレイユと3年5000万ドルで契約を延長し、グランダルの加入で余剰戦力となった感のあるオールスター捕手のジェームス・マッキャンも1年540万ドルでチームに残留させた。

左腕を苦手とするマザーラとプラトーンを形成する右打ちの外野手の獲得に乗り出す可能性が取り沙汰され、ヤシエル・プイーグらの名前が候補に挙がっていたが、ハーンはマザーラへの信頼を口にしており、レギュラークラスの外野手の獲得に動く可能性は低い。プラトーンが必要となった場合は、スイッチヒッターのレウリー・ガルシアを対左腕要員として起用することになりそうだ。

ハーンは今後の補強について「ブルペンを改良することが目標になる。まだほとんど手を付けていないエリアだからね」と語り、ブルペンの強化に動くことを明言。補強資金にもまだ余裕があるといい、ウィル・ハリスやスティーブ・シーシェックといったフリーエージェント市場の好リリーバーのほか、トレードでの補強も視野に入れているようだ。

今オフの大型補強により、一気にアメリカン・リーグ中部地区の優勝候補に浮上した感のあるホワイトソックス。今後のさらなる補強の行方にも注目したい。