フットサルU―15全国大会 長崎レインボー初出場 3年全員で「力合わせる」

全国大会に初出場する長崎レインボー

 フットサルの全日本U-15選手権(2020年1月11~13日・三重)に、長崎市のジュニアサッカークラブ、長崎レインボーが初出場する。2019年11月の九州大会を制し、上位2チームに与えられる全国切符を手にした。主将の清水颯太は「みんなで出られる最後の大会。力を合わせて、ハードワークで勝ち上がりたい」と意気込んでいる。
 九州大会は、県勢対決となった壱岐との準々決勝を10-3で突破。準決勝で川崎(福岡)に3-2で競り勝って全国出場を決めると、決勝もヴィングラッソ大分に9-2で快勝した。
 サッカーでも県内屈指の強豪だが、5月の県クラブユース選手権、9月の県ジュニアユース選手権はともに2位。今季は優勝まであと一歩届かない大会が続いていた。それでも、諦めずに練習を続け、中学3年生10人全員でチームを組んだフットサルで、念願の全国切符をつかんだ。
 全国大会は各地区代表の16チームが出場。各4チーム4グループによる予選リーグから、グループ1位が準決勝に進む。得点源として期待が懸かる中尾龍之介は「九州大会以上に点を取りたい」と意気込んでいる。

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