台湾総統、一国二制度を断固拒否

中国に対抗で団結訴え

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新年談話を発表する台湾の蔡英文総統=1日、台北(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾の民主進歩党(民進党)の蔡英文総統は1日、新年の談話を発表し、中国の習近平指導部が台湾統一圧力を強化していることに対し「断固として国家の主権を守る。『一国二制度』は決して受け入れない」と述べ、中国に対抗していくため団結するよう呼び掛けた。

 習国家主席は12月31日のあいさつで「台湾独立に断固反対する」と表明した。蔡氏は総統選を今月11日に控え、中国に屈しない姿勢をアピールすることで親中路線の最大野党、国民党の総統候補、韓国瑜・高雄市長をけん制した。

 蔡氏は「中国は武力を含めた威嚇や浸透工作を強め、台湾を屈服させようとしている」と指摘した。