今シーズン途中からヴィッセル神戸に移籍した藤本憲明選手。 過去の経歴を辿っていくと、恐るべきシンデレラボーイっぷりです・・・!
藤本憲明のサクセスストーリー
藤本憲明選手はプロ入り前、アマチュア選手として当時JFLの佐川印刷SC(現在の名称はSP京都FC)に所属。午前は練習、午後はほんの包装作業に携わりながらプレーしていました。
3年目にはステージ優勝を経験し、個人としても得点王の活躍を見せましたが、2015年にチームが活動休止を発表。サッカー選手としてどう歩むべきか、次の決断を迫られました。
その後J3鹿児島ユナイテッドへ移籍し、同年に得点王を記録。翌年も24得点で堂々の2年連続得点王を獲得したのでした。
恐らく、皆さんの記憶にも新しい2018年は大分トリニータでプレー。
序盤はスタメン定着に苦労したものの、後半から高いパフォーマンスを発揮し始め、気づけばチーム内得点王の12得点で見事チームをJ1へと導きました。
第99回天皇杯でヴィッセル神戸が初優勝!
時は流れ2020年1月1日。
藤本選手はヴィッセル神戸に移籍し、天皇杯決勝のピッチに立っていました。
藤本選手の得点かと思われた1点目はオンゴール判定となったものの前半38分、クロスボールにしっかりと反応しチームの優勝を後押しする2点目を奪い取りました。
イニエスタやポドルスキなど名だたる選手たちと共にプレーし、申し分ない活躍でヴィッセル神戸の重要なピースとなった藤本選手。
2012年にアマチュアから始まった藤本憲明選手のサッカー人生は、たくさんのサッカーをプレイする人たちに勇気や希望を与えてくれたことでしょう。
獲得タイトル
【チーム】
全国高等学校総合体育大会サッカー(青森山田高校) 優勝
JFL セカンドステージ(SP京都FC 優勝
天皇杯(ヴィッセル神戸) 優勝
【個人】
J1リーグ 月間MVP
J3リーグ 得点王2回
J3 MYアウォーズベストイレブン
出典: ja.wikipedia.org