麻生久美子“完脱ぎ”映画『カンゾー先生』~若き日の衝撃M字開脚!

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カンゾー先生 

作品目『カンゾー先生』

東映 1998年 DVD発売中
監督/今村昌平
出演/柄本明、麻生久美子、松坂慶子、小沢昭一、世良公則ほか

久々の続編で、昨年秋から冬にコアなドラマファンを大いに喜ばせた『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)で、主演のオダギリジョーと息の合った掛け合いを見せた麻生久美子だが、新人期にズバリ〝完脱ぎ〟したのが、坂口安吾原作で、天下の鬼才・今村昌平が監督したこの作品である。天衣無縫な自然児、劇中のセリフでいえば〝激し過ぎる女子(おなご)〟を見事に演じ切り、イマヘイ(今村監督の愛称)映画の住人になっており、これは〝大物〟と当時思ったものだ。

敗戦直前の瀬戸内海の田舎町。町医者の赤城、通称〝カンゾー先生〟(柄本明)は、友人の外科医・鳥海(世良公則)と協力し、庶民のために奔走する。町の中を走って走って、走りまくって患者の家を飛び回る日々。時には、貧しい家の出の少女・ソノ子(麻生久美子)を預かったりもするが…。

貧しさゆえに体を売るヒロインだが、悲しい境遇を気に掛けないたくましさを感じる。卑猥な写真を撮りたがる変態客を相手にするシーンでは、大股開きで異物をアソコに入れられ、カメラでバシャバシャ。襦袢も脱がされ、あおむけになっても型崩れしない若いおっぱい(当時20歳!)とエレクト気味の乳首がまぶしい。

 

想像以上のボリュームに目がくぎ付け

このときの麻生は、かなり浅黒い。漁師の娘の磯育ちだから無理もない。実際の麻生も千葉の九十九里浜近くの生まれで、そのへんも今村監督がわざわざ麻生の実家まで訪ね、豪快に笑う母親を気に入って、この親の娘なら間違いない、という確信を得たそうだ。さすがに麻生はここまで地黒ではなかったので、彼女は役作りのために日焼けサロンに通い、さらにドーランで黒く塗ったという。

その自然児的キャラが生かされたのがクライマックスの〝鯨捕り〟シーン。カンゾー先生とともに小舟に乗り、モリを構えて本気で仕留める気満々だが、2人とも海に落ち、命からがら舟に上がる。着ていたモンペは流れてしまい、半裸の麻生が仁王立ち。胸前がはだけて形良くたわわな胸が、乳首までは見えないがかなり露出する。想像以上のボリュームで、目がくぎ付けになったものだ。

「先生、ウチのこと好きか」と言って抱きつき、うつ伏せになった麻生の濡れた着衣越しに映るむっちりとしたお尻にアンヨがたまらず、さすがのカンゾー先生もムラムラ(?)。その後、衝撃的な〝雲〟が空を覆い、暗転を迎えるのだが…。あれから20年余、ここまでの露出ははないものの、麻生久美子は現在もすこぶるオモシロイ。

(映画評論家・秋本鉄次)

 

【画像】

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