「義母と娘のブルース」SPドラマで波乱が起きる!赤ちゃんのために撮影中は「POISON」がBGM!?

「義母と娘のブルース」SPドラマで波乱が起きる!赤ちゃんのために撮影中は「POISON」がBGM!?

2018年に放送され、幅広い年代から人気が集まった連続ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)。その続編となるスペシャルドラマ「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」が1月2日に放送されます! 前作では、主人公のキャリアウーマン・亜希子(綾瀬はるか)が8歳の娘を持つ宮本良一(竹野内豊)にプロポーズされ、結婚。畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、母親になろうと一生懸命に奔走し、家族と過ごす10年間の日々が描かれました。今作は、その1年後の物語。連ドラのレギュラーキャストが顔をそろえ、放送に先立って行われた制作発表会見には、綾瀬さん、佐藤健さん、上白石萌歌さん、井之脇海さん、竹野内さんがお正月の装いで登壇。華やかな会見となりました。

綾瀬さんは今作について「私自身も大好きなドラマだったので、スペシャルドラマとしての放送が決まってうれしいです。ハイヒールでツカツカと歩くシーンを撮った時、1年半前の感覚を思い出しました。自分で思っていたより亜希子は機敏でした。なかなかああいうふうに歩く人いないですよね(笑)」と、久々に亜希子を演じた感想を語ってくれました。

「ベーカリー麦田」の店長・麦田章役の佐藤さんは「またこのチームで集結できたのがうれしいです。連続ドラマの最終回では亜希子に振られてしまいましたが、今回のスペシャルではどう展開していくのかにも注目して見てください。麦田はやっぱり愛すべきバカで、見ていて元気が出ますし、憎めないところも連ドラの時から何も変わっていません(笑)」と自身が演じるキャラクターの魅力についてコメント。麦田は、今作で衝撃の登場をしてくれますよ(笑)。

娘・宮本みゆき役を演じる上白石さんは「私にとって大切な作品なので、またこのチームで新たなものを作ることができるのがうれしいです! 前作の終わりから1年経ったみゆきは大人っぽくなってるかなと思ったのですが、監督からは『変化は意識しなくていい』と言われました。一方で、大学でのサークル活動では頭を使うことが増えたり、亜希子さんに似てきた部分もあるなと感じています」と、みゆきの成長について明かしてくれました。

そんなみゆきに9年越しの思いを告白したものの、受験勉強を理由に振られてしまった幼なじみ・黒田大樹を演じる井之脇さんは、「連ドラにはなかった重要な役割を担っているので、ぜひ注目してほしいです! みゆきは大学生ですが、ヒロキは病気で1年進学が遅れているので、まだ高校生です。相変わらず広く温かい心でみゆきのことを見守っていくところや、みゆきと一緒に考えて寄り添うことができるところは変わらないですし、僕自身も好きなところです」と、ご自身の役どころについてあらためて感じたよさを語ってくれました。

前作では病気で他界してしまったみゆきの父・良一役の竹野内さんは、違った役柄で出演。「原作にはないキャラクターで参加します。オリジナルキャストなのに別の役で出演するというのは、なんだか不思議な気持ちでした。どういう距離感でみんなといたらいいかなと。僕が演じる謎の男に関しては、どのような人物なのかもぜひ注目してほしいですし、放送後に皆さんからどんな反応をいただけるかが楽しみです。受け入れてもらえるとうれしいですね」と、いまだ謎に包まれている今作の役柄についてコメント。

さらに、収録で印象に残ったエピソードについて聞かれると、佐藤さんが「今作では、赤ちゃんと一緒に撮影する時間がほとんどだったのですが、僕自身も赤ちゃんで窮地に立たされました。芝居でも、笑わせるシーンで泣きやまないこともあって…。綾瀬さんにはなついていたのでショックでした(笑)。赤ちゃんのご機嫌をとるために、現場でいろいろな試行錯誤をしたのですが、反町隆史さんの『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』を流すと泣きやむという結論に至りました(笑)。基本的に撮影の時は音も撮るのでBGMは流さないのですが、今作ではずっと流しっぱなしでした。心なしか芝居のキレもいつもよりいいと思います!」と、赤ちゃんが現場のルールさえも変えてしまったという驚きのエピソードを披露。

この出来事は、共演者の皆さんにも印象に残った思い出だったようで、綾瀬さんは「赤ちゃんが泣いた時はみんなで懸命に気を散らしていましたが、やっぱり基本は『POISON』で…。撮影を思い出すと“POISON!”ってなります(笑)」と撮影を振り返りました。井之脇さんは「僕も今日は『POISON』の話をしようと思って来たんです。音楽を流す以外にも、スタッフさんが赤ちゃんを笑わせようと一生懸命やってくださっていたのですが、本番中にカメラの後ろで全力でスタッフさんが“いないないばぁ”をしていたことがあって。もちろん撮影に集中していましたが、大の大人が全力でやっている姿に笑いをこらえた部分もありました。その部分が映っていないといいなと思います(笑)」と撮影での裏話を語ってくれました。本番中の役者さんを笑わせてしまうほどの“いないないばぁ”…。ちょっと見てみたいですね。

綾瀬さんは最後に「1年の始まりにぴったりな愛にあふれたドラマで、何げない日常から幸せをたくさん見つけられる作品ですし、皆さんに勇気や元気を与えられると思います。笑いながら、ホロッとしながら、こたつに入って見てほしいなと思います!」と視聴者の皆さんにメッセージを送ってくれました。年始のドタバタ愛情劇が、今から楽しみでなりませんね!

さらに、会見後にはキャストの皆さん5人で餅つきを。代わる代わる杵を持ってお餅をついていく姿に、ほっこりとしてしまいました!

さて、今作では義母・亜希子の再就職から1年後の物語を描きます。亜希子は大阪、娘・みゆきは東京と、離れて暮らしており、亜希子は大手コンサルタント会社でバリバリ働き活躍中。女子大学生になったみゆきは、相変わらずマイペースに過ごしていました。そんなある日、突如クビを宣告され帰京することになった亜希子は、みゆきのアパートを訪れます。するとそこに、みゆきのアルバイト先である「ベーカリー麦田」の店長・麦田が登場。なんと麦田の腕には赤ちゃんが抱きかかえられていて…。まさか、みゆきと麦田の間に子どもが!?と混乱する亜希子。そんな亜希子に「違うの!」と弁解するみゆき。とんでもないドタバタから始まる義母と娘の物語は、1月2日放送です。お見逃しなく!

【番組情報】


「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」
TBS系
1月2日 午後9:00~11:20

TBS担当 A・M

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