投手は5キロ球速アップを こだわりたい基本の守り 創成館・稙田龍生監督

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「今のパワーじゃ話にならない」と選手たちの奮起を促す創成館の稙田監督=創成館高野球場

 2008年9月に創成館に就任して、チームを全国区に育てた稙田龍生監督(55)。チームの現状や課題、春に向けた意気込みなどを聞いた。

 -昨秋を振り返って。守備力が高かった。
 守備は、いいというか、アウトにできる球を取れていただけで当たり前。求めるのは、もっと上。投手陣は全員が冬の間に最低5キロ球速を上げてほしい。真っすぐがあってこその変化球。

 -課題は打力か。
 全国の攻撃力、振りはすごい。でも、まねできない。バントやエンドランなどで勝機を広げ、少ないチャンスをいかに物にするか。甲子園でガンガン打ち勝つチームをつくるには2年半では難しい。打力は必要だけど、九州、長崎のチームが全国で勝つには、やっぱり投手中心の守りが基本。そこは、こだわりたい。

 -選抜出場は濃厚。目標を。
 前回の8強以上。でも今のパワーじゃ話にならない。このオフが勝負。

 -例年以上に試合のメンバーが流動的だ。
 昨秋は調子や相手のタイプを見極め、試合展開を予想して起用し、それがはまった。(県大会準々決勝の)長崎商との1
-0の守備固めが、まさにそう。九州大会の経験値が基本線になるが、競争は激しい。1年生を含め、多くの選手に十分チャンスがあると思う。