小学生が社会見学に訪れる百貨店があった! 仙台の「三越は化石の宝庫です!」

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三越は化石の宝庫です!…注・これは百貨店のフロア案内マップです(提供)

百貨店のインフォメーションコーナーと言えば、一般的には駐車券サービスや売場の案内、迷子のお世話なんかをしてくれる場所です。お願いすればフロアガイドをいただくこともできます。そんな中、とある老舗百貨店では少々変わったマップが配られているそうです。実物を入手してみると…そこには「三越は化石の宝庫です!」というドデカイ文字が!いったいどういうことでしょう。

案内マップの全体図…店舗よりも化石の存在感が勝ります(提供)
アンモナイトの化石。よく見ないと分かりません(提供)

この百貨店は、宮城県仙台市の中心部で営業している「仙台三越」。誰もが知ってる、あの三越です。聞けば床や壁に本物の化石が点在しているのだとか。マップには店舗の案内とともに「アンモナイト」「サンゴ」といった化石の写真が並んでいます。しかも店の名前より化石の写真の方が断然大きい!なぜそんなに“化石推し”なんでしょう?仙台三越の担当の方に聞いてみました。

こちらもアンモナイト。教科書でも目にするような典型的なやつです(提供)
もう分かりますよね。そうです、こちらもアンモナイトです(提供)

―どうして百貨店の中に化石があるんですか?

「床や壁の一部に大理石を使用しているのですが、その断面に化石が見られるものがあるからです」

―わざわざ化石のあるものを選んだと?

「いえ、たまたまです。大理石の断面に化石がみられることは、よくあります。ネットで『大理石 化石』で検索していただくと多くの例が出てきますので、ご参照ください」

う~ん、案外クールな反応。化石推しじゃなかったのでしょうか…。

―いつから、そんなに化石があるんですか?

「場所により建造した年代が違いますが、多くは平成2年の大規模リニューアルの時だと思われます。それより以前の大理石も一部残っています」

―お客さんには好評なんですか?

「せっかくなのでインフォメーションではマップをお配りしてご紹介しています。また、毎年恒例で小学校の社会見学が行われています。その際もマップをお配りした上で、実際の化石をご覧いただくのですが、お子さんは非常に興味を持たれるようで、喜んでいただいています」

◇ ◇

実は、東京の日本橋三越本店も化石があることで知られていますが、仙台三越さんによると「特に関係はありません」とのこと。さらに「仙台三越だけでなく、この近所には化石を見られる場所が多いんですよ」と教えてくださいました。

へぇ~そうなんですか!興味のある方は、担当の方が勧めてくださったように『大理石 化石』に『仙台三越』も加えてネットで検索してみてください。もちろん、お近くにお住まいの方には自分の目で見ることをお勧めします。

サンゴの化石って、こんな感じなんです(提供)
こちらはべレムナイトの化石です(提供)

(まいどなニュース/デイリースポーツ・弓場 伸浩)