走り初め20年の歴史に幕 西海・七釜元旦マラソン

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スタートする3.5キロの選手=西海市、七釜グラウンド

 今年で最後となる「七釜元旦マラソン」が1日、長崎県西海市西海町七釜郷で行われた。風もなく、穏やかな天気の中、帰省客を含む約140人が、走り初め。惜しまれる中、20年の歴史に幕を閉じた。
 七釜郷は小学生クラブがあるなど、陸上が盛んな地域。大会は子どもたちの健全育成を目的に、2000年、七釜陸上協会(川脇勝則会長)が始めた。ピーク時には参加者は200人を超えたが、第1回大会時に約60人いた郷内の小学生は20人ほどに減少。運営ボランティアも減り、高齢化も進んできたため終了にすることにした。
 七釜グラウンドを発着点に1.5キロ、3.5キロのランニングとウオーキングがあり、1歳から70歳までが参加。思い思いのペースで体を動かし、ゴール後は大鍋で炊いた豚汁で体を温めた。同町出身で長崎市の会社員、山下公介さん(28)は「正月はここで走り、仲間と会うのが習慣になっていた。さみしくなるね」と終了を惜しんでいた。