「令和」「減量」60人書き初め 壱岐・一支国博物館

真剣な表情で筆を運ぶ参加者=壱岐市立一支国博物館

 長崎県壱岐市芦辺町の市立一支国博物館で2日、新春書き初め大会があった。家族連れなど約60人が参加し、新年の抱負や学校の課題などを書き上げた。
 毎年開き、10回目。書道師範の福田敏さん(79)が「筆を立てて、動きは自然に」と指導。参加者は真剣な面持ちで筆を運んだ。
 大人は「克己」「実行」「減量」などと抱負をしたため、小学生は学校課題の「美しい心」「新たな決意」、元号の「令和」などを書いた。
 家族で参加し、「令和」を書いた市立盈科(えいか)小2年の竹原夢果さん(7)は「はらいの部分が難しかったけどきれいに書けた。お父さんよりうまく書けた」と話した。

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