先日ミケル・アルテタ監督が就任したアーセナル。マンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチで2-0と勝利を収め、新体制での初白星をあげた。
公式も「WHAT A PERFORMANCE!」と言うほど、刮目すべき試合がこれだ!
『Mirror』はそのアーセナルが今冬のマーケットで獲得するかもしれない選手5名をピックアップしている。
ウィルフレッド・エンディディ(レスター)
アーセナルにとって大きな問題は背骨である。バランスの良いセンターハーフがおらず、全員が尖っているからだ。ルーカス・トレイラやグラニット・ジャカには今冬での退団の噂さえある。
マッテオ・グエンドゥージは感銘を与えるプレーもしているが、むしろ彼は経験豊富な選手とともに配置したい選手だ。
アーセナルはそのためにエンディディを獲得しようと動いていると言われ、4000万ポンド程度を打診しているとも。またジャカを交換要員として譲渡するというプランもあるとか…とはいえ、今のレスターが彼を売るとは考えにくいところ。
ドリース・メルテンス(ナポリ)
ナポリのベルギー代表FWメルテンスは今季で契約が満了になる予定であり、更新する可能性もますます低くなっている。
シーズン終了後にフリーで出ていかれることを避けるため、ナポリは1000万ポンド程度で売却することを検討しており、アーセナルはその安値を見逃していないようだ。
ただ、バイエルンやドルトムントもメルテンスのプレーに興味を持っているとも伝えられ、アーセナルにとっては決して簡単な競争ではない。
ケヴィン・フォラント(レヴァークーゼン)
レヴァークーゼンのフロントマンであるフォラント。オーバメヤングの将来が不透明な状況となるなか、アーセナルはブンデスリーガで7ゴールを決めている彼に関心を持っているという。
契約については残り18ヶ月となっており、レヴァークーゼンとしては最終年度に入ることを避けたいはず。今年夏が「売りどき」ではある。
アーセナルとしてはできれば今冬のうちに獲得しておきたいタレントだ。中央でもサイドでもプレーできるため使いやすいし、もしものときはオーバメヤングの穴を埋める存在になれる。
ベン・ゴッドフリー(ノリッジ)
ミケル・アルテタ監督にとって最大の課題は、ディフェンスの問題を解決することだ。なにせもともと不安定な上に、ケガ人があまりにも多くなっているからだ。
考えられる解決策の一つはウィリアン・サリバをサンテティエンヌから呼び戻すことだが、新しい選手の補強ももちろん考えなければいけない状況だ。
ダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ)の獲得はかなり難しいことを考えれば、現実的には先月話題になったベン・ゴッドフリーのほうが有力か。2500万ポンド程度で買うことができると言われる。ただ、彼も2月までケガでの欠場を余儀無くされるわけだが…。
メリフ・デミラル(ユヴェントス)
アーセナルが長期的に追っかけていると言われるデミラルは、今季ユヴェントスへの加入を決断した。しかしこのトルコ人DFは今季まだ3試合しか出場できていない。
マタイス・デ・リフトやジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチらがいるのだから当然であり、彼の運命がすぐに変わるとは考えにくい。
ダニエレ・ルガーニがレスターへの移籍を迷っていると言われるため、もしそれが破談に終われば、デミラル放出の可能性は低くない。アーセナルにもチャンスが巡ってくるだろう。