未体験者は行ってほしい! 「東京オートサロン」ってどんなイベント? 東京モーターショーとの違いとは?

東京オートサロン2019・スバルブース ニュルブルクリンク24時間レースでクラス優勝を果たしたWRX STI

東京モーターショーと東京オートサロンの違いって?

ダイハツ2 東京オートサロン2019 出展ブース

日本で行われる大規模な自動車イベントとして知られているのが、2年に1度行われている東京モーターショーだろう。昨年開催された第46回東京モーターショーは、久しぶりに来場者が100万人の大台を突破し話題となったことも記憶に新しいところだ。

そんな東京モーターショーはどちらかというと自動車メーカーが中心となって、未来の車両などを発表する場となっている。それはまもなく販売がスタートする新型車から、数年~数十年先を見据えたコンセプトカーまでさまざまだが、新型車や新技術の展示がメインとなっている。

一方オートサロンは、一言で言ってしまえばチューニングカー&カスタムカーの祭典といったところ。そのため、登場したばかりの話題の新型車だけでなく、チューニングのベースとして未だに人気の高い90年代のクルマたちや、もっと古い70年代の名車まで非常に幅広い年代の車種が並ぶ点がモーターショーとの大きな違いだろう。

昔はアングラ感の漂うイベントだった?

ヤリスGR 東京オートサロンにて登場

オートサロンの始まりは1983年までさかのぼる。当時は東京オートサロンではなく「東京エキサイティングカーショー」という名前で開催されており、出展者もチューニングパーツメーカーやチューニング&カスタムショップが中心で、どちらかというとアンダーグラウンドな雰囲気すら漂うものだった。

そして1987年には現在の「東京オートサロン」へと名前を変更し、99年からは現在の会場である幕張メッセへと移動して現在に至るというわけだ。

当初は前述のようにチューニング&カスタム系のメーカーやショップが中心となっていたオートサロンではあるが、近年では自動車メーカーも積極的に参加をし、東京モーターショーに並ぶ規模の展示をするメーカーも珍しくなくなっている。

また、カスタマイズユーザーから注目を集める車種などについては、モーターショーではなくオートサロンを発表の場に選ぶこともあり、過去にも95年の「R33型日産スカイラインGT-R」や2000年の「トヨタ bB」などがオートサロン会場でデビューしているのだ。

2020年のオートサロンでも、現在発表されているだけでもトヨタのGRヤリスが世界初公開となるほか、ホンダの純正アクセサリーなどを手掛けるホンダアクセスのブースではすでに絶版車となったS2000やEK9型シビック タイプRをベースとしたカスタマイズカーを展示予定となっており、メーカー系ブースの力の入れようにも注目したいところだ。

オートサロンのもう一つの目玉!?

Weds Sports 東京オートサロン2019 出展ブース

そして、もはやオートサロンもう一つの目玉と言っても過言ではないのが、各ブースに立つコンパニオンのお姉さん(とお兄さん)だろう。ブースによって違いはあるが、モーターショーでは見られないような“過激な衣装”を身にまとったお姉さんたちへの注目度もハンパない。

純粋にクルマを見たい人にとっては困りものの演出と思われるかもしれないが、もはやこれもオートサロンの醍醐味(?)のひとつであり、ある意味なくてはならない風物詩と言えるかもしれない。

ということで、新車好きから旧車好き、そしてお姉さん好き(?)にも楽しめるオートサロン。まだ未体験の人は足を運んでみてはいかがだろうか?

[筆者:小鮒 康一]

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