「ヘッドホンを外さないサッカー選手は嫌」 22歳GKの発言がすごい

酒井宏樹や昌子源がプレーするフランス1部リーグ。首位PSGを牽引するFWキリアン・エムバペはこんなトリッキーなプレーも披露している(以下動画1分2秒~)。

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速いだけじゃないのがすごい…!

そのエムバペと同世代であるフランス人GKの発言が話題になっている。『Le Parisien』のインタビューでU-21フランス代表でもあるニームGKポール・ベルナルドニがこんな話をしていたのだ。

ポール・ベルナルドニ(ニームGK)

「(ヘッドホンやイヤホンをしたまま、チームバスを降りてスタジアム入りする選手について)

あれは嫌いだね。集中するためにあれが必要な選手がいるのは理解しているよ。

でも、僕はバスから降りる時にヘッドホンはしないことにしている。

リスペクトの問題さ。僕らは公の職業だ。人々に会う時には彼らの(声を)聴くことができなければいけない。

音楽を聴いているせいで自分にサインを求める子供を見過ごすことは忍びない。それはダメだ」

22歳のベルナルドニはU-19フランス代表ではエムバペと同僚だった選手。

エムバペと同様に実年齢以上に成熟した考えの持ち主だという声については、「上手く話すことは愚か者だと見なされないためのパスポートのようなもの。自分のことを正しく表現する言葉を知らない選手が『愚か者』と言われるのはアンフェアだ。でも、僕らはたった数秒で他者を判断する世界にいる」とも述べていたそう。

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