大村市スポーツ親善大使 大瀬良投手を任命 2回目

少年野球チームの子どもたちと交流する大瀬良投手(中央)=シーハットおおむら

 長崎県大村市は4日、市の魅力を県内外に発信する市スポーツ親善大使に、同市出身でプロ野球広島の大瀬良大地投手(28)を任命した。2018年に続き2回目の任命で、任期は2年。
 大瀬良投手は長崎日大高、九共大を経て、13年ドラフト会議で3球団から1位指名を受け広島に入団。昨年は3年続けて2桁勝利を挙げるなど、チームのエースとして活躍している。
 同市幸町のシーハットおおむらであった委嘱状交付式で、園田裕史市長は「東京五輪の選手に選出されることを全力で応援する。沢村賞の獲得など今シーズンの大活躍を期待したい」とあいさつ。大瀬良投手は「もっと活躍して、大村を盛り上げたい」と述べた。
 大瀬良投手は、市内の少年野球チームや中学野球部の子どもたちとの交流会に出席。体作りや球速を上げることに関する質問に、「苦手なものもたくさん食べること」「自分が小中学校の頃は1日10キロ走る日もあった。何事もチャレンジすることが大事」などとアドバイスした。

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