今年の干支にチュー目 相模原の科学館で展示始まる

展示されているスナネズミ=相模原市中央区水郷田名の相模川ふれあい科学館

 今年の干支(えと)の子(ね)にちなみ、ネズミの仲間「スナネズミ」が相模原市中央区水郷田名の相模川ふれあい科学館のマンスリー水槽に展示されている。普段は群れで生活することから、複数のネズミが団子のようにくっついてのんびりする姿を観察できる。31日まで。

 スナネズミはモンゴルや中国東北部といった砂漠やステップ地帯などの乾燥した地域に生息している。尻尾の先まで毛が生えているのが特徴で、地下にトンネルを掘って暮らし、植物の種や葉、根などを食べているという。

 家族で訪れた同市南区の会社員向山紘一さん(36)は「ネズミは子だくさんなので、新年から観察できて縁起が良い」と話していた。

 入場料は大人390円、小中学生130円、65歳以上190円。未就学児は無料。午前9時半~午後4時半。問い合わせは、同館電話042(762)2110。

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