5日(日)午前、大阪で初雪が観測されたが、午後にかけては冬の天気分布となる見込み。日本海側の山沿いを中心に積雪が増える所もある予想で、局地的な大雪に注意が必要だ。
日本海側は局地的な大雪に注意
5日は、日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側では雪の所が多くなっている。また、太平洋側にも一部雪雲が流れ込み、午前中は大阪で初雪が観測された。昨年より8日遅く、平年より14日遅い。午後になると、太平洋側では雪雲の流れ込みもほぼなくなり、晴れる所が多くなりそうだ。一方、日本海側では雪が降りやすい状態が続き、夕方にかけては局地的に大雪となるおそれもある。車の運転などには引き続き十分な注意が必要だ。
空気の冷たい一日に
日中の気温は、4日(土)よりも低い所が多く、さらに北風が吹くため、晴れる地域でも空気が冷たく感じられそうだ。東京など、太平洋側を中心に乾燥注意報が出されている所もあり、寒さと乾燥で風邪などひかないよう、体調管理にも注意したい。
(気象予報士・佐々木聡美)