【MLB】ア軍“サイン盗み疑惑”にナインは絆の結束 地元紙は17年世界一に「汚されない」

©株式会社Creative2

アストロズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】

コレア、17年に在籍したマスグローブは17年世界一に誇り「汚されるとは思わない」

 2019年のメジャーリーグはアストロズの“サイン盗み疑惑”が世に出回り、世界の野球ファンに衝撃を与えた。これまでMLB機構も調査を進め、徐々に全貌が明るみになってきているが、カルロス・コレア内野手らが年を明けた2020年に再び疑惑について言及している。

 2017年のワールドシリーズ制覇は汚れることはない。当時のナインたちは自らが手にした称号に自信を持っていた。地元紙「ヒューストン・クロニクル」は「アストロズの2017年タイトルはサイン盗み疑惑で汚されない」との見出しでコレアらアストロズナインの証言を伝えている。

 昨年11月に元チームメートのマイク・ファイアーズ投手が“サイン盗み”を証言し明るみになった、メジャー史上最大ともいえるスキャンダル。コレアは4日(日本時間5日)にMLB機構の調査に協力したことを言及し、記事では「2017年のタイトルが汚されると思っていないことを示した。彼は元チームメートのマイク・ファイアーズにわずかな反感を見せた」と伝えている。

 記事の中でコレアはファイアーズの告発について「彼は大人だし、自分のしたいようにできる。自由の国なんだ。ファイアーズを知っているから、驚きだったよ。僕たちはチームで絆を築き、ワールドシリーズのチャンピオンになった。だけど、ここはアメリカ、自由の国だ。言いたいことを言えるんだよ」と、大人の対応を見せた。

 ファン、他球団の選手たちからは“サイン盗み疑惑”についてこれまで多くの批判が起こっている。昨年も107勝55敗と2位アスレチックスに10ゲーム差を付けア・リーグ西地区を制覇し、ワールドシリーズに進出したがコレアはチームの勝利に誇りを持っているようだ。

「目標を達成することはできなかったけど、107試合に勝ったんだ。何もなかったし、良い選手たちが野球をしていただけだよ。2017年よりも良いレギュラーシーズンだった。ワールドシリーズ制覇には1勝足りなかったけどね」

 それでも、サイン盗みがあったのか? と一番肝心な部分については「MLBに協力した。MLBと話したから、これ以上話すことはできない」と話すだけで真実を口にすることはなかった。

 また、2017年にアストロズに在籍したパイレーツのジョー・マスグローブ投手も同日に“サイン盗み疑惑”について言及しており「汚されるとは思わない。当時のクラブハウスにいて、毎日どれほど懸命に取り組んでいたかを見ていた。打者の研究、投手の癖、そうしたことを調べて準備していた。僕たちがズルをしていたと、ごみ箱のことについて皆が耳にしているけど、誰も僕たちが毎日勝つためにしていた準備を見ていないんだ」とコメントしている。(Full-Count編集部)