相模原で路上強盗相次ぐ 2人がけが

 5日早朝、相模原市緑区の橋本駅周辺で、通行人が複数の男に襲われて現金などを奪われる路上強盗事件が相次いで発生した。相模原北署が、同一犯による連続強盗傷害事件として調べている。

 署によると、同日午前4時40分ごろ、同区橋本5丁目の路上で、同区に住む男子大学生(20)が男たちに後ろから頭を棒のようなもので殴られ、現金約2万円などが入ったバッグを奪われた。大学生は軽傷を負った。

 その約40分後には、約2キロ離れた同区橋本台2丁目の路上で、同区内に住む男性会社員(59)がバットのようなもので背後から殴られた上、「金を出せ」と脅されて約2万5千円在中の財布を奪われた。男性は左手を骨折する重傷を負った。男たちは後方に止まっていた黒っぽい車に乗り込んで逃走したという。

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