全日本バレー高校選手権開幕 男子・大村工 女子・九州文化 2回戦へ

【男子1回戦、大村工-市尼崎】安定したサーブレシーブで勝利に貢献した大村工のリベロ徳永=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 バレーボールのジャパネット杯第72回全日本高校選手権は5日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザに男女各52校が出場して開幕した。第1日は男女の1回戦計40試合が行われ、長崎県勢は女子の九州文化学園が土浦日大(茨城)、男子の大村工が市尼崎(兵庫)にそれぞれストレート勝ちして2回戦に進んだ。
 九州文化学園は第1セット、MB稲葉、宮﨑らが得点を重ねて25-19で奪った。第2セットは一進一退の展開になったが、OP山田が要所でスパイクを決めて、25-22で振り切った。
 大村工は第1セット、WS大塚、OP松下らのスパイクで着実に加点。25-18で先取した。第2セットは18-21まで先行されたが、MB金子の1人時間差、MB松﨑の速攻などで追い上げ、29-27で競り勝った。
 第2日の6日は同会場で男女の2回戦を実施。九州文化学園は福井工大福井、大村工は日本航空(山梨)と対戦する。

【女子1回戦、土浦日大-九州文化学園】第1セット、九州文化学園のMB稲葉が15点目のスパイクを決める=武蔵野の森総合スポーツプラザ

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