歴史とモダンが集まる古都、西安
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【西安（中国）2019年12月31日新華社＝共同通信JBN】中国最高のツーリスト・デスティネーションである西安は兵馬俑など非常に多くの歴史と文化遺跡の本拠地である。西安文化観光局（Xi’an Cultural and Tourism Bureau）が発表したデータによると、2019年1月から11月までに国内外から2億9400万の訪問者が西安を訪れた。12月12日、西安は文化観光の統合とプロモーションに関する会議を開催し、2022年末までに西安を世界クラスのツーリスト・デスティネーションにすることを打ち出した。近年、西安は文化観光の大規模な統合を精力的に促進した。歴史的・文化的に豊かで革新的な非常に多くのプロジェクトが古都・西安に一層の活力を与えた。
最近、唐王朝の衣裳を着た曲芸師のフェン・ジァチェン氏は西安でのエレガントなダンスパフォーマンスでオンラインの有名人になった。中国で最も人気のあるショートビデオ・ソーシャルメディアプラットフォームのDouyin（抖音）で、曲芸師である同氏のパフォーマンスは16億2000万ビュー以上を記録した。同氏のパフォーマンスは、それを見るために西安以外から訪れた多くのビジターを含め、膨大な数のオーディエンスを毎晩魅了している。
ジァチェン氏が毎日パフォーマンスを演じるストリートは世界的に有名な大雁塔の足元にある。日が沈んでからの夜の照明は華麗な美しさを放ち、古都の夜空をライトアップする。西安の名刺であるそのストリートはGrand Tang Mallとして知られ、オンライン有名人のバンド、パフォーマンスアート、世界中のおいしい料理とショッピングモールと共に伝統的な中国の歴史と文化といった最も人気のある幾つかの要素の拠点である。Grand Tang Mallは文化＋観光＋商業を代表し、そして「ナイトエコノミー」のトレンドの指針であり、国家的な試みである歩行者用道路としても先鞭を告げるものでもある。
近年、西安は海外からの旅行者をさらに引き付ける措置を頻繁に講じている。2019年12月1日から中国の北西部で初めて、西安は144時間の一時的滞在であればビザが免除になった。2019年末の時点で西安咸陽国際空港は全世界36カ国と74の主要ハブにアクセスでき、世界のデスティネーション、香港、マカオ、台湾とを結ぶ88の路線で「一帯一路」に沿った20カ国、43都市を網羅している。
2019年3月、西安は「East Asian Cultural Capital 2019（2019年東アジアの文化首都）」に選ばれた。10月、西安はAirbnb（エアビーアンドビー）から、2020年の訪問したい旅行先・世界トップ20で6位にランクされた。西安は同リストに載った唯一の中国の都市でもあった。いま、西安への訪問では兵馬俑、鐘楼、鼓楼といった伝統的な景勝地に加え、ますます多くの国内外の旅行者は華麗なGrand Tang Mall、変化を続ける西咸新区（Xixian New Area）、Chanba Ecological District、西安国際港務区（Xi’an International Trade & Logistics Park）といった数多くの新スポットに引き付けられている。
ソース: Xi'an Cultural and Tourism Bureau
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（曲芸師のフェン・ジァチェン氏がパフォーマンスを演じる）
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（「Grand Tang Mall」夜景）
