横浜市営地下鉄ブルーライン、31日にダイヤ一部改正 車両不足でラッシュ時本数減

横浜市営地下鉄ブルーライン

 横浜市交通局は6日、市営地下鉄ブルーラインのダイヤの一部を31日から改正する、と発表した。昨年事故が相次いだ影響で車両が不足しているため、通勤ラッシュ時間帯の平日午前7時半から8時半までの運行本数を平均14本から1本減らす。

 改正の対象は、平日午前5時46分から9時59分まで。平日の始発と午前10時以降や土日、休日に変更はない。

 同局によると、保有する38編成のうち、同時間帯はこれまで最大34編成で運行。2編成が昨年6月と8月の事故で、別の2編成は定期検査や設備更新でそれぞれ運行できず、故障など万が一のための予備列車を確保できていない。ダイヤ改正で最大33編成での運行にし、予備列車を確保。これにより、運行間隔は平均4分20秒から4分30秒になる。新たな列車の導入は2年後。

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